旧 今日の田中(仮名)
さて、久しぶりに出勤した田中に昨日の真相を訪ねてみた。
意外な事にあっさりとしていてトイザラスでおもちゃを見てから学校に行き、試験内容を学校に報告したという事である。
これだとネタにならないので面接の事を聞いてみた。
まず学校と氏名を聞かれた後に家族構成を聞かれたそうだ。
その後、田中は尊敬する人の項目に土方歳三と書いた事について聞かれたそうだ。
「はい、大好きです!新撰組は録画までして繰り返し見てます。」
面接ではそれ以上の突っ込みはなかったようだが私は聞くと田中は答えた。
「新撰組のどこを尊敬してるの?」
「カッコいいじゃないですか!」
何でもっと突っ込まなかったんだ!面接官!!
その質問が終わると、面接官に「はい、ありがとう」と言われた田中は『もう面接は終わりなのか。早いな』と思いながらも立ち上がったそうだ。
質問に答えたのに対して『ありがとう』と言われたのに勘違いしたらしい(笑)
名前、学校、家族構成と土方歳三の事で面接が終わる訳がない。
その後も質問は進んでいき、スポーツについての質問になったそうだ。
「田中くんはスポーツが好きと書いていますが、中学、高校ではスポーツをやらなかったみたいですね。どうしてですか?」
「はい、新聞配達を始めたのでやる時間がなくなりました。今の学校では体育の時間にバスケ、バレー、卓球などをたしなんでます。」
『たしなむ』を辞書で調べると『好む』という意味らしいので間違ってはいない。
だが田中が意味を理解してるとも思えないので聞いてみた。
「田中くん『たしなむ』ってどういう意味?」
「はい、何かをするっていう言葉のハイソな使い方です。」
お前は上流階級なのか?(笑)田中の面接官やりてえー!ハイソの意味も聞いちゃうぞ!!
意外な事にあっさりとしていてトイザラスでおもちゃを見てから学校に行き、試験内容を学校に報告したという事である。
これだとネタにならないので面接の事を聞いてみた。
まず学校と氏名を聞かれた後に家族構成を聞かれたそうだ。
その後、田中は尊敬する人の項目に土方歳三と書いた事について聞かれたそうだ。
「はい、大好きです!新撰組は録画までして繰り返し見てます。」
面接ではそれ以上の突っ込みはなかったようだが私は聞くと田中は答えた。
「新撰組のどこを尊敬してるの?」
「カッコいいじゃないですか!」
何でもっと突っ込まなかったんだ!面接官!!
その質問が終わると、面接官に「はい、ありがとう」と言われた田中は『もう面接は終わりなのか。早いな』と思いながらも立ち上がったそうだ。
質問に答えたのに対して『ありがとう』と言われたのに勘違いしたらしい(笑)
名前、学校、家族構成と土方歳三の事で面接が終わる訳がない。
その後も質問は進んでいき、スポーツについての質問になったそうだ。
「田中くんはスポーツが好きと書いていますが、中学、高校ではスポーツをやらなかったみたいですね。どうしてですか?」
「はい、新聞配達を始めたのでやる時間がなくなりました。今の学校では体育の時間にバスケ、バレー、卓球などをたしなんでます。」
『たしなむ』を辞書で調べると『好む』という意味らしいので間違ってはいない。
だが田中が意味を理解してるとも思えないので聞いてみた。
「田中くん『たしなむ』ってどういう意味?」
「はい、何かをするっていう言葉のハイソな使い方です。」
お前は上流階級なのか?(笑)田中の面接官やりてえー!ハイソの意味も聞いちゃうぞ!!
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今日はとうとう田中の就職試験日の当日だ。
一応、朝から激励のメールを送った。
あっさりと返事が返ってきたので、余計に不安になって『試験中は携帯の電源を切るんだぞ!』と返信しておいた。
さて私はというと、いつも通り田中がいない日はめちゃくちゃ忙しく、昨日がダンボール2箱の入荷で帰宅が午後11時30分。本日もダンボール2箱入荷でまだ作業は終わっていない。
いつもは発売日の当日に届く荷物まで、田中がいないのをしっているかのように前日に入荷してきた。
当然、荷物は溢れかえっているのだが、田中はテストが終わったら来ると言っていた。田中にも出来る作業を残しておけば何とかなるだろう。
午後2:30分 田中から電話がかかってきた。
「終わりました!」
「どうだった?」
「はい!筆記試験は半分も書けなかったんですけど、面接は志望動機を突っ込まれなかったんで大丈夫だと思います。」
そうだよな。志望動機は私が考えたんだもんなあ。
それにしても筆記試験が半分も書けないとは情けない。
「でっ、なんですが学校に報告に行かないといけないんで今日は休んでいいですか?」
学校に行くなら仕方ない。
せっかく今日は田中を必要としてるのになあ。
私は仕事を再開した。
うん?今が2時30分。結局友達の車で青森まで行ったらしいから、田中の学校までまっすぐ向かうと遅くとも4時には着くだろう。
試験のために新聞配達も休んだと言っていたので、いつもより早いんじゃないのか?
真相は明日、報告できると思う。
一応、朝から激励のメールを送った。
あっさりと返事が返ってきたので、余計に不安になって『試験中は携帯の電源を切るんだぞ!』と返信しておいた。
さて私はというと、いつも通り田中がいない日はめちゃくちゃ忙しく、昨日がダンボール2箱の入荷で帰宅が午後11時30分。本日もダンボール2箱入荷でまだ作業は終わっていない。
いつもは発売日の当日に届く荷物まで、田中がいないのをしっているかのように前日に入荷してきた。
当然、荷物は溢れかえっているのだが、田中はテストが終わったら来ると言っていた。田中にも出来る作業を残しておけば何とかなるだろう。
午後2:30分 田中から電話がかかってきた。
「終わりました!」
「どうだった?」
「はい!筆記試験は半分も書けなかったんですけど、面接は志望動機を突っ込まれなかったんで大丈夫だと思います。」
そうだよな。志望動機は私が考えたんだもんなあ。
それにしても筆記試験が半分も書けないとは情けない。
「でっ、なんですが学校に報告に行かないといけないんで今日は休んでいいですか?」
学校に行くなら仕方ない。
せっかく今日は田中を必要としてるのになあ。
私は仕事を再開した。
うん?今が2時30分。結局友達の車で青森まで行ったらしいから、田中の学校までまっすぐ向かうと遅くとも4時には着くだろう。
試験のために新聞配達も休んだと言っていたので、いつもより早いんじゃないのか?
真相は明日、報告できると思う。
先日、お店の商品を一部セールにかけた。
私はWEBサイトの値段変更、田中はお店の商品の値札付けとわかれて作業した。
前にも書いたがお店には音声が聞こえるカメラが設置してあり、2階で私がパソコンで作業していても会話を聞く事くらいは出来る。2階からの声は聞こえない。
田中はマジカルコレクションというディズニーフィギュアの値段変更をしているようだ。ラベラーを使っているので値段をセットして握れば同じ値段のシールが何枚でも出来る。同じ値段に変えるだけだがそれでも量があるので大変だろう。
田中が作業しているのを確認して私も自分の仕事に取りかかった。
私も手作業で値段を変えているので地味ではあるが大変である。
ホームページを作る人はわかると思うがタグという記号や英字を打ち込んでいかなくてはならない。間違えると表示がおかしくなってしまう。
集中して仕事をしていると、モニターから田中の声が聞こえてきた。
「490円、490円、490円、490円、490円......。」
全部、同じ値段に変えてるんだから言わなくたってわかるだろうが!
やかましくてこっちが集中出来ん!
私はWEBサイトの値段変更、田中はお店の商品の値札付けとわかれて作業した。
前にも書いたがお店には音声が聞こえるカメラが設置してあり、2階で私がパソコンで作業していても会話を聞く事くらいは出来る。2階からの声は聞こえない。
田中はマジカルコレクションというディズニーフィギュアの値段変更をしているようだ。ラベラーを使っているので値段をセットして握れば同じ値段のシールが何枚でも出来る。同じ値段に変えるだけだがそれでも量があるので大変だろう。
田中が作業しているのを確認して私も自分の仕事に取りかかった。
私も手作業で値段を変えているので地味ではあるが大変である。
ホームページを作る人はわかると思うがタグという記号や英字を打ち込んでいかなくてはならない。間違えると表示がおかしくなってしまう。
集中して仕事をしていると、モニターから田中の声が聞こえてきた。
「490円、490円、490円、490円、490円......。」
全部、同じ値段に変えてるんだから言わなくたってわかるだろうが!
やかましくてこっちが集中出来ん!
田中は昨日、日曜日にもかかわらず夕方5時頃に出勤した。
これにはちゃんとした理由がある。
今週、田中は就職試験のため青森市に行く。その試験会場の下見に行ったのだ。
立派な心がけだと思う。
私は会社の地図とバスの時刻表をプリントして田中に渡してやった。
田中の友達も青森で試験があるらしく一緒に行くそうなので大丈夫だろう。
夕方になって田中が出勤したので聞いてみた。
「今日、どうだった?」
「はい!ちゃんと行ってきました。」
「どうやって行ったの?」
「はい、友達の車で行きました。」
田中に聞いた話では電車で行く予定だったはずである。
私は不安を感じて朝からの行動を聞いてみた。
「はい、8時45分に友達と待ち合わせて、そのまま7号線をずーっと行ったら会社に着きましたよ。」
「じゃあ、田中は車に乗ってただけか?」
「いや、帰りは電車に乗りましたよ。」
「会社から駅まではバスに乗ったの?」
「いいえ。」
「うん?ちょっと待てよ。まず車で会社に行ったろ。その後はどうしたの?」
「いや色々と行きましたよ....。」
田中がハッキリと言わない時はうしろめたい事がある時だ。
「○○倉庫行ったろ?」
「はい、行きました...。」
○○倉庫とは田中が好きなフィギュアなどの中古屋さんである。
都合の悪い話をする時の田中の言葉は、だんだん小さくなって聞き取れなくなっていく(苦笑)
「別に行ってもいいんだよ。でっ、それからどうした?」
「はい、駅でバイバイッ!て帰って来ましたよ。」
「じゃあ、バス乗ってないの?」
「はい。」
「会社に行くバスの乗り場はチェックしたの?」
「あっ、わかりません。」
「いいか、田中。帰りのバスはほとんどが青森駅に向かってるからいいとして、行きのバスはいろんな所に向かってるんだぞ。」
「でも場所はわかりましたよ。7号線をまっすぐです。」
「そこに行くためにはどこ行きのバスに乗ったらいいんだ?」
「....。」
さすがにここまで言われると田中も失敗したという気がしたらしい。
しばらく沈黙の後、田中は名案が浮かんだらしい。
「じゃあ、原チャリで行ったらどうですかね?」
「雨が降ったらどうするんだ?」
「そうですよね。」
単なる思いつきらしい。だが、またすぐに名案が浮かんだようだ。
「青森駅から国道7号線に出るまでどれくらいありますかね?」
「10分くらいじゃないの。」
「じゃあ、歩いて行きます。」
確かに田中だったら歩いて行けるかもしれないが、私の勘では試験会場まで1時間はかかるような気がする。
「青森駅から会社まで何分かかると思ってるんだ?青森駅から車で何分かかった?」
「自分ずっと車に乗ってるだけだったんで、青森駅がどの辺にあるかわからないんですよ。」
田中の下見は青森で遊んできただけのようだ。
これにはちゃんとした理由がある。
今週、田中は就職試験のため青森市に行く。その試験会場の下見に行ったのだ。
立派な心がけだと思う。
私は会社の地図とバスの時刻表をプリントして田中に渡してやった。
田中の友達も青森で試験があるらしく一緒に行くそうなので大丈夫だろう。
夕方になって田中が出勤したので聞いてみた。
「今日、どうだった?」
「はい!ちゃんと行ってきました。」
「どうやって行ったの?」
「はい、友達の車で行きました。」
田中に聞いた話では電車で行く予定だったはずである。
私は不安を感じて朝からの行動を聞いてみた。
「はい、8時45分に友達と待ち合わせて、そのまま7号線をずーっと行ったら会社に着きましたよ。」
「じゃあ、田中は車に乗ってただけか?」
「いや、帰りは電車に乗りましたよ。」
「会社から駅まではバスに乗ったの?」
「いいえ。」
「うん?ちょっと待てよ。まず車で会社に行ったろ。その後はどうしたの?」
「いや色々と行きましたよ....。」
田中がハッキリと言わない時はうしろめたい事がある時だ。
「○○倉庫行ったろ?」
「はい、行きました...。」
○○倉庫とは田中が好きなフィギュアなどの中古屋さんである。
都合の悪い話をする時の田中の言葉は、だんだん小さくなって聞き取れなくなっていく(苦笑)
「別に行ってもいいんだよ。でっ、それからどうした?」
「はい、駅でバイバイッ!て帰って来ましたよ。」
「じゃあ、バス乗ってないの?」
「はい。」
「会社に行くバスの乗り場はチェックしたの?」
「あっ、わかりません。」
「いいか、田中。帰りのバスはほとんどが青森駅に向かってるからいいとして、行きのバスはいろんな所に向かってるんだぞ。」
「でも場所はわかりましたよ。7号線をまっすぐです。」
「そこに行くためにはどこ行きのバスに乗ったらいいんだ?」
「....。」
さすがにここまで言われると田中も失敗したという気がしたらしい。
しばらく沈黙の後、田中は名案が浮かんだらしい。
「じゃあ、原チャリで行ったらどうですかね?」
「雨が降ったらどうするんだ?」
「そうですよね。」
単なる思いつきらしい。だが、またすぐに名案が浮かんだようだ。
「青森駅から国道7号線に出るまでどれくらいありますかね?」
「10分くらいじゃないの。」
「じゃあ、歩いて行きます。」
確かに田中だったら歩いて行けるかもしれないが、私の勘では試験会場まで1時間はかかるような気がする。
「青森駅から会社まで何分かかると思ってるんだ?青森駅から車で何分かかった?」
「自分ずっと車に乗ってるだけだったんで、青森駅がどの辺にあるかわからないんですよ。」
田中の下見は青森で遊んできただけのようだ。
珍しく田中以外の人物について書いてみる事にする。
今回の主役は引っ越しの時にバイトしてもらったHちゃん。
田中とは血がドロドロ仲間である。
そういえば年越しも一緒だった。
昨日はワールドカップパブリックビューイングの最終日だが、朝の4時からの試合という事もあって私の廻りは集まりが悪かった。
とりあえず田中と一緒に会場入りしたのが夜の9時。
誰かが来るまで田中がいてくれる事になりトランプで暇をつぶしていた。
トランプの間にHちゃんから『仕事が終わってこれから向かう』というメールがあった。
しばらくしてO氏が到着。田中が帰ってO氏と話をしていた。
だが、いくら待ってもHちゃんが現れないので電話をするとすでに酔っぱらっていた。
次の日に健康診断を控えたO氏が帰った後、1時間くらいしてようやくHちゃんが到着した。
すでに酔っぱらい。ハイテンションである。
それからしばらく姿が見えなかったのだが、飲み続けていたようだ。
3時過ぎにはお客さんも集まりだし300人はいたのではないだろうか?
Hちゃんはカッコイイ男の子を捜してウロウロしている。
ようやく試合が始まった。私は店番もあるので大型のスクリーンではなく、受付にあるテレビで観戦していた。私の他にもスタッフや静かにサッカーを見たい人たちが12〜13人はテレビで観戦していた。
しばらくすると会場の中からHちゃんがやって来て、私の隣に座った。
「ちょっと気になる男の子がいるんですけど、アドレスとか聞かれたら嬉しいって思うもんですかね?」
酔っぱらっている事もあって声がでかい!
みんなが真剣にサッカーを見ている中でHちゃんは延々と男の子の話をしていたのだが、しばらくすると大型スクリーンのある会場に戻っていった。
またしばらくすると今度はHちゃんと一緒に来ていたYちゃんが私のところにやってきた。
「Hちゃんがイスから落ちて動けなくなったんですよ!」
酔っぱらいだもんなあと思いながら見に行くと、すでにイスに座り直していた。
全く人騒がせな!女である。
その後の試合中は何事もなかったが、残念ながら日本は負けてしまった。
Hちゃん達は帰り私は他のスタッフと一緒に後片付けを始めた。
片付けの最中に『携帯の落とし物があるけど誰か知らないか』との声があり、見るとそれはHちゃんの携帯。私が預かる事になった。
うーん、世話がやける。
片付けも終わり最後の集合。
残念な結果だった事もあり、静かに重い雰囲気で話が進んでいった。
「えー、今回のワールドカップでは日本は残念な結果に終わってしまいましたが....」
運営スタッフの代表が最後の締めの話をしている時である。
Hちゃんの携帯からアラームが軽快な音楽で鳴り響き、場の雰囲気を一気に壊してしまった。
自分の携帯じゃないのに何でこんな目にあってるんだ!
会場で解散して私は店を開けるまで2時間くらい眠った。
眠い目をこすりながら店を開けてすぐにHちゃんから電話がかかってきた。
「大変な事になったんですよ!電話なくしたんですよ。どうしよう?」
感のいいやつだ。私が持っているとなぜわかったんだろう。
お昼頃に携帯を取りにきたHちゃんは「イスから落ちたみたいで体が痛い」と言っていたのだが、その息はとても酒臭かった...。
今回の主役は引っ越しの時にバイトしてもらったHちゃん。
田中とは血がドロドロ仲間である。
そういえば年越しも一緒だった。
昨日はワールドカップパブリックビューイングの最終日だが、朝の4時からの試合という事もあって私の廻りは集まりが悪かった。
とりあえず田中と一緒に会場入りしたのが夜の9時。
誰かが来るまで田中がいてくれる事になりトランプで暇をつぶしていた。
トランプの間にHちゃんから『仕事が終わってこれから向かう』というメールがあった。
しばらくしてO氏が到着。田中が帰ってO氏と話をしていた。
だが、いくら待ってもHちゃんが現れないので電話をするとすでに酔っぱらっていた。
次の日に健康診断を控えたO氏が帰った後、1時間くらいしてようやくHちゃんが到着した。
すでに酔っぱらい。ハイテンションである。
それからしばらく姿が見えなかったのだが、飲み続けていたようだ。
3時過ぎにはお客さんも集まりだし300人はいたのではないだろうか?
Hちゃんはカッコイイ男の子を捜してウロウロしている。
ようやく試合が始まった。私は店番もあるので大型のスクリーンではなく、受付にあるテレビで観戦していた。私の他にもスタッフや静かにサッカーを見たい人たちが12〜13人はテレビで観戦していた。
しばらくすると会場の中からHちゃんがやって来て、私の隣に座った。
「ちょっと気になる男の子がいるんですけど、アドレスとか聞かれたら嬉しいって思うもんですかね?」
酔っぱらっている事もあって声がでかい!
みんなが真剣にサッカーを見ている中でHちゃんは延々と男の子の話をしていたのだが、しばらくすると大型スクリーンのある会場に戻っていった。
またしばらくすると今度はHちゃんと一緒に来ていたYちゃんが私のところにやってきた。
「Hちゃんがイスから落ちて動けなくなったんですよ!」
酔っぱらいだもんなあと思いながら見に行くと、すでにイスに座り直していた。
全く人騒がせな!女である。
その後の試合中は何事もなかったが、残念ながら日本は負けてしまった。
Hちゃん達は帰り私は他のスタッフと一緒に後片付けを始めた。
片付けの最中に『携帯の落とし物があるけど誰か知らないか』との声があり、見るとそれはHちゃんの携帯。私が預かる事になった。
うーん、世話がやける。
片付けも終わり最後の集合。
残念な結果だった事もあり、静かに重い雰囲気で話が進んでいった。
「えー、今回のワールドカップでは日本は残念な結果に終わってしまいましたが....」
運営スタッフの代表が最後の締めの話をしている時である。
Hちゃんの携帯からアラームが軽快な音楽で鳴り響き、場の雰囲気を一気に壊してしまった。
自分の携帯じゃないのに何でこんな目にあってるんだ!
会場で解散して私は店を開けるまで2時間くらい眠った。
眠い目をこすりながら店を開けてすぐにHちゃんから電話がかかってきた。
「大変な事になったんですよ!電話なくしたんですよ。どうしよう?」
感のいいやつだ。私が持っているとなぜわかったんだろう。
お昼頃に携帯を取りにきたHちゃんは「イスから落ちたみたいで体が痛い」と言っていたのだが、その息はとても酒臭かった...。
少し前に田中から聞いた話である。
野菜が大嫌いな田中くんは血がドロドロしてると判明したので家に帰ってお母さんに文句を言ったそうだ。
「自分の血がドロドロなのはオカズを用意してくれないせいだ!!」
「用意しておいても食べないからでしょ!」
田中は何も言い返せなかったらしい。
野菜嫌いの田中は用意してあっても食うわけがないもんなあ(笑)
たぶん今でもドロドロの血だと思います。
野菜が大嫌いな田中くんは血がドロドロしてると判明したので家に帰ってお母さんに文句を言ったそうだ。
「自分の血がドロドロなのはオカズを用意してくれないせいだ!!」
「用意しておいても食べないからでしょ!」
田中は何も言い返せなかったらしい。
野菜嫌いの田中は用意してあっても食うわけがないもんなあ(笑)
たぶん今でもドロドロの血だと思います。
当店はリボルテックというフィギュアのフレンドショップである。
リボルバージョイントというパーツが使ってあり、ものすごく間接が動くのだがヘタらないという優れものである。
どれだけ動くかわかっていただけるように、当店では見本が展示してありお客様が自由に動かしてみる事が出来る。
2体飾ってあるのだが、気がつくと4の字固めのポーズで絡み合っていた。
『見事だなあ。』と思ったがあまりにもポーズが決まっていたので、他のお客様が触りづらくなってしまいそうだ。
元のバラバラの状態に戻そうかと思ったが、1日くらいそのまま飾っておく事にした。
その翌日の夜、今度はポーズが腕ひしぎ逆十時に変わっていた。
4の字固めのポーズを見てやりたくなったんだろうなと思ったが、今日来たお客さんの中で触ってた人に心当たりがない。
それもまた見事だったのでそのままにしておいた。
翌日、私は用事のため外出していたのだが、店に戻ると一生懸命違うポーズに変えていた田中がいた。
「もしかして前のポーズも田中くんがやったの?」
「ハイ、ハハハ」
別に悪い事はしていないのだが、感心してしまった自分に腹が立つ!!
リボルバージョイントというパーツが使ってあり、ものすごく間接が動くのだがヘタらないという優れものである。
どれだけ動くかわかっていただけるように、当店では見本が展示してありお客様が自由に動かしてみる事が出来る。
2体飾ってあるのだが、気がつくと4の字固めのポーズで絡み合っていた。
『見事だなあ。』と思ったがあまりにもポーズが決まっていたので、他のお客様が触りづらくなってしまいそうだ。
元のバラバラの状態に戻そうかと思ったが、1日くらいそのまま飾っておく事にした。
その翌日の夜、今度はポーズが腕ひしぎ逆十時に変わっていた。
4の字固めのポーズを見てやりたくなったんだろうなと思ったが、今日来たお客さんの中で触ってた人に心当たりがない。
それもまた見事だったのでそのままにしておいた。
翌日、私は用事のため外出していたのだが、店に戻ると一生懸命違うポーズに変えていた田中がいた。
「もしかして前のポーズも田中くんがやったの?」
「ハイ、ハハハ」
別に悪い事はしていないのだが、感心してしまった自分に腹が立つ!!
田中のお父さんはこのコーナーを読んでいるらしい。
ある日、田中が家に帰ると「肩もんでくれ」と言われたそうだ。
田中が「今日は疲れてるからダメ」と断ると、
「店長の肩はもめるけど親の肩はもめないのか!」
と言われたらしい。(笑)
田中くん、ちゃんとお父さんの肩ももむように!
*田中くんのお父さん、いつもお世話になってます。
いつも失敗ネタばかり書いてすみません。
私が彼に教える事が出来たのは梱包の仕方くらいですが、人脈だけは19歳では考えられないほど出来たと思ってます。
あっ、箸の持ち方を直させてますがあまり進歩がないように見えます。
ご家庭ではサボッっていないでしょうか?
ある日、田中が家に帰ると「肩もんでくれ」と言われたそうだ。
田中が「今日は疲れてるからダメ」と断ると、
「店長の肩はもめるけど親の肩はもめないのか!」
と言われたらしい。(笑)
田中くん、ちゃんとお父さんの肩ももむように!
*田中くんのお父さん、いつもお世話になってます。
いつも失敗ネタばかり書いてすみません。
私が彼に教える事が出来たのは梱包の仕方くらいですが、人脈だけは19歳では考えられないほど出来たと思ってます。
あっ、箸の持ち方を直させてますがあまり進歩がないように見えます。
ご家庭ではサボッっていないでしょうか?
昨日もワールドカップパブリックビューイングに参加していた。
来なくてもいいはずの田中が来たのが原因とは思いたくないが、残念ながら引き分けに終わってしまった。
会場には500人くらい集まっているらしい。
ペットボトルや紙吹雪、風船などの応援グッズも無料で配布されていた。
田中はビーズ入りのペットボトルを振るのに飽きたらしく、風船に興味を持ったようである。
お前のオモチャじゃねえんだぞ!と思いながらも田中を観察していたのだが、一向に風船が膨らむ気配がない。
どうやら血がドロドロの田中は肺活量もないらしい。
あきらめずにチャレンジを続けていた田中であったが、突然風船から口を離してしかめっ面で頭を押さえた。
「風船を膨らませていたら酸欠で頭がイタイです...。」
>
その後、風船を膨らませるコツをつかんだ田中は、試合とは関係なく会場の中庭で風船を飛ばして遊び、『就職試験の勉強をする』という事で試合途中に帰った。
何しに来たんだ!?
来なくてもいいはずの田中が来たのが原因とは思いたくないが、残念ながら引き分けに終わってしまった。
会場には500人くらい集まっているらしい。
ペットボトルや紙吹雪、風船などの応援グッズも無料で配布されていた。
田中はビーズ入りのペットボトルを振るのに飽きたらしく、風船に興味を持ったようである。
お前のオモチャじゃねえんだぞ!と思いながらも田中を観察していたのだが、一向に風船が膨らむ気配がない。
どうやら血がドロドロの田中は肺活量もないらしい。
あきらめずにチャレンジを続けていた田中であったが、突然風船から口を離してしかめっ面で頭を押さえた。
「風船を膨らませていたら酸欠で頭がイタイです...。」
>
その後、風船を膨らませるコツをつかんだ田中は、試合とは関係なく会場の中庭で風船を飛ばして遊び、『就職試験の勉強をする』という事で試合途中に帰った。
何しに来たんだ!?
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