旧 今日の田中(仮名)
今日の昼頃、田中が私のところに来た。
「3時頃、出かけたいんですけどいいですか?」
私の予想では『友達とどこかへ行く約束をした。』『買い物に行く』のどちらかである。一応、理由を聞いてみると田中の答えは意外だった。
「腹減ったんで家に一回メシ食いに行こうと思って。」
やはり予想外の事を言う男である。
前までは『メシを買いたいからお金を貸して下さい』と言う田中であったが、節約生活をするらしい。
そして3時40分くらいになって田中は家に戻ったのだが、そこからが田中さんパワーである。「田中くんいないの?」というお客さんが2組御来店した。
会おうと思って来るといない男の本領発揮である。
田中が家に帰るまでチャリで20分、メシを食うのに20分、店に戻るまで20分。
あと20分くらいで戻るだろうと思っていたのだが、なかなか戻ってこない。
そうしているうちに一組目のお客さんが帰り二組目のお客さんも帰ってしまった。
田中にこの事を伝えようと待っていたものの5時になっても田中が戻ってこない。
さすがにおかしい。とうとう事故ったか?と思っているとようやく田中が戻ってきた。
「田中くん、遅かったね。お客さん待ってたんだよ。」
「はい。亀の水槽を洗ってました。」
さすがボランティアスタッフ(笑)
その後、田中は500円のフィギュアを買った。
フィギュアを買う500円はあってもメシを食う500円はないようである。
「3時頃、出かけたいんですけどいいですか?」
私の予想では『友達とどこかへ行く約束をした。』『買い物に行く』のどちらかである。一応、理由を聞いてみると田中の答えは意外だった。
「腹減ったんで家に一回メシ食いに行こうと思って。」
やはり予想外の事を言う男である。
前までは『メシを買いたいからお金を貸して下さい』と言う田中であったが、節約生活をするらしい。
そして3時40分くらいになって田中は家に戻ったのだが、そこからが田中さんパワーである。「田中くんいないの?」というお客さんが2組御来店した。
会おうと思って来るといない男の本領発揮である。
田中が家に帰るまでチャリで20分、メシを食うのに20分、店に戻るまで20分。
あと20分くらいで戻るだろうと思っていたのだが、なかなか戻ってこない。
そうしているうちに一組目のお客さんが帰り二組目のお客さんも帰ってしまった。
田中にこの事を伝えようと待っていたものの5時になっても田中が戻ってこない。
さすがにおかしい。とうとう事故ったか?と思っているとようやく田中が戻ってきた。
「田中くん、遅かったね。お客さん待ってたんだよ。」
「はい。亀の水槽を洗ってました。」
さすがボランティアスタッフ(笑)
その後、田中は500円のフィギュアを買った。
フィギュアを買う500円はあってもメシを食う500円はないようである。
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昨日、当店のお客様でもありこのコーナーの愛読者でもあるMくんがお店にやって来た。
「とうとう明日、結婚式だ。」
その後、会場や時間などの話になった。
この時点では私の中には電報を打つという考えしかなかったのだが、天気がいい時には外の公園に一回出る事がわかった。
『今日の田中(仮名)』愛読者には最高の贈り物をするチャンスである。
「田中くんに青いサッカーの応援Tシャツ着せて『Mさ〜ん』と手を振らせてもいい?」
Mくんは笑いながらアッサリとOKを出した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして当日になった。
私は歯医者が長引いたため少し遅れて出勤した。
私も田中の勇姿を見たいが店番をしなくてはならない。
現在11時15分。何とか間に合う時間であるが遅れるわけにはいかない。
すぐに行かせなくては。
店に入ると田中が仕事のフリをしていたが、青いTシャツを着ていない。
「青いTシャツは?」
「あっ、忘れました....。」
やってくれた。
青い応援Tシャツだとウケ狙いだとわかってもらえそうだが、いつものヨレヨレした格好の田中は嫌がらせにしか見えないかも知れない。
それでも仕方ない。とにかく式場に向かわせた。
間もなく田中から電話があった。
「いま、近くまで着いたんですけど場所がわからないです。」
私も正確な場所は知らない。
「近くにそれらしい場所ない?」
田中は電話をしながらも捜しているようだ。
「あー、あれですかね?大きな建物があります。」
「おー、それかも知れない。何て書いてある?」
「○○クリニックって書いてあります。」
それは病院だろ!!
「他に結婚式やれそうな場所ない?」
「この辺に教会なんて見つからないですよ。」
「誰が教会なんて言った!サンパレス○○とかあるだろ!ああいうやつだ。」
「「あっ、自分、十字架の立ってる建物を捜してました。」
気持ちはわからなくもない。
私はネットで検索する事にして一旦電話を切ったのだが、すぐに田中から電話がかかってきた。
「見つけました!でも自分『Mさんだ!』と思って手を振ったら全然違う人に手を振ってたみたいです。」
何をやってんだ。あいつは...。
「そうか!近くに公園あるだろ?そこへ行って!」
「公園ですか?ないです...あっ、ありました!あれです。いま幼稚園が、あっ、始まるみたいで.....ツーツーツー」
とにかく間に合ったみたいだ。
一安心してるとすぐにまた電話がかかってきた。
「終わったの?」
「いや、まだやってます。」
「気づいてくれた?」
「いや気づいてないみたいです。」
「それじゃあ、ダメだろ!でんぐり返しでもやれ!」
「そんな事したら余計見えなくなりますよ。」
「とにかく気づいてもらえるようにやれ!」
会場にいないのがもどかしい。
一旦電話を切ったが、またすぐに電話がかかってきた。
「どうだ!気づいた?」
「はい!手を振ってくれました。」
「よし!じゃあ帰って来い。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらくして田中が戻ってきた。
「どうだった?」
「はい!奥さんって幼稚園の先生なんですか?幼稚園の子たちが後ろにいたんで、そこに混ざってました。」
さすが、田中さん。一番違和感のない場所に混ざってくれる(笑)
「でっ、司会の人が『幼稚園の子たちにも指輪を見せて下さい』ってこっちを見たんで大きく手を振ったら気づいたみたいで手を振ってくれました。」
ここまで聞いて『もしかしたらとんでもない事をしたかも知れない』と思っていると、新郎のMくんから電話がかかってきた。
「大丈夫だった?」
「オッケー、ありがとうございます。」
どうやらぶち壊しにはなっていないみたいだ。
よかった、よかった。
おめでとうございます。
田中は新婚旅行のおみやげにカメハメハの置物がいいそうです。
「とうとう明日、結婚式だ。」
その後、会場や時間などの話になった。
この時点では私の中には電報を打つという考えしかなかったのだが、天気がいい時には外の公園に一回出る事がわかった。
『今日の田中(仮名)』愛読者には最高の贈り物をするチャンスである。
「田中くんに青いサッカーの応援Tシャツ着せて『Mさ〜ん』と手を振らせてもいい?」
Mくんは笑いながらアッサリとOKを出した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして当日になった。
私は歯医者が長引いたため少し遅れて出勤した。
私も田中の勇姿を見たいが店番をしなくてはならない。
現在11時15分。何とか間に合う時間であるが遅れるわけにはいかない。
すぐに行かせなくては。
店に入ると田中が仕事のフリをしていたが、青いTシャツを着ていない。
「青いTシャツは?」
「あっ、忘れました....。」
やってくれた。
青い応援Tシャツだとウケ狙いだとわかってもらえそうだが、いつものヨレヨレした格好の田中は嫌がらせにしか見えないかも知れない。
それでも仕方ない。とにかく式場に向かわせた。
間もなく田中から電話があった。
「いま、近くまで着いたんですけど場所がわからないです。」
私も正確な場所は知らない。
「近くにそれらしい場所ない?」
田中は電話をしながらも捜しているようだ。
「あー、あれですかね?大きな建物があります。」
「おー、それかも知れない。何て書いてある?」
「○○クリニックって書いてあります。」
それは病院だろ!!
「他に結婚式やれそうな場所ない?」
「この辺に教会なんて見つからないですよ。」
「誰が教会なんて言った!サンパレス○○とかあるだろ!ああいうやつだ。」
「「あっ、自分、十字架の立ってる建物を捜してました。」
気持ちはわからなくもない。
私はネットで検索する事にして一旦電話を切ったのだが、すぐに田中から電話がかかってきた。
「見つけました!でも自分『Mさんだ!』と思って手を振ったら全然違う人に手を振ってたみたいです。」
何をやってんだ。あいつは...。
「そうか!近くに公園あるだろ?そこへ行って!」
「公園ですか?ないです...あっ、ありました!あれです。いま幼稚園が、あっ、始まるみたいで.....ツーツーツー」
とにかく間に合ったみたいだ。
一安心してるとすぐにまた電話がかかってきた。
「終わったの?」
「いや、まだやってます。」
「気づいてくれた?」
「いや気づいてないみたいです。」
「それじゃあ、ダメだろ!でんぐり返しでもやれ!」
「そんな事したら余計見えなくなりますよ。」
「とにかく気づいてもらえるようにやれ!」
会場にいないのがもどかしい。
一旦電話を切ったが、またすぐに電話がかかってきた。
「どうだ!気づいた?」
「はい!手を振ってくれました。」
「よし!じゃあ帰って来い。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらくして田中が戻ってきた。
「どうだった?」
「はい!奥さんって幼稚園の先生なんですか?幼稚園の子たちが後ろにいたんで、そこに混ざってました。」
さすが、田中さん。一番違和感のない場所に混ざってくれる(笑)
「でっ、司会の人が『幼稚園の子たちにも指輪を見せて下さい』ってこっちを見たんで大きく手を振ったら気づいたみたいで手を振ってくれました。」
ここまで聞いて『もしかしたらとんでもない事をしたかも知れない』と思っていると、新郎のMくんから電話がかかってきた。
「大丈夫だった?」
「オッケー、ありがとうございます。」
どうやらぶち壊しにはなっていないみたいだ。
よかった、よかった。
おめでとうございます。
田中は新婚旅行のおみやげにカメハメハの置物がいいそうです。
タイトルの通りだが田中は髪を切った。
かなり前に田中が「1円貸して下さい」と頼んでいた時に払ってくれたkenちゃんの店だったので画像が入手出来た。
顔はともかくとして、なかなかカッコいいのではないだろうか。
ついでに別の角度からの写真である。
更にカット途中の写真まで送ってくれた。
これだけキレイに撮れていればお店の紹介にもなるだろうと思い、『今日の田中(仮名)』に載せていいか聞いてみた。
ブログランキングも地域情報のカテゴリだし、いい宣伝になるに違いない。
私はお店の名前を入れて、営業時間を書いて、店の写真を載せてなどと構図を考えていたが、しばらくして届いたメールには『店の紹介はパス』との事。
やはりモデルが悪かったか。
「『今日の田中』のネタにはしていいよ」との事だったのでいろいろと考えてみたのだが、一番面白かったのが写真と一緒に書かれてきたkenちゃんのコメントだったので、そのまま使わせてもらう。
田中君の画像送ります。
それにしても田中君、落ち着きが無いです。
わかる、わかる。挙動不審でしょ(笑)
かなり前に田中が「1円貸して下さい」と頼んでいた時に払ってくれたkenちゃんの店だったので画像が入手出来た。
顔はともかくとして、なかなかカッコいいのではないだろうか。
ついでに別の角度からの写真である。
更にカット途中の写真まで送ってくれた。
これだけキレイに撮れていればお店の紹介にもなるだろうと思い、『今日の田中(仮名)』に載せていいか聞いてみた。
ブログランキングも地域情報のカテゴリだし、いい宣伝になるに違いない。
私はお店の名前を入れて、営業時間を書いて、店の写真を載せてなどと構図を考えていたが、しばらくして届いたメールには『店の紹介はパス』との事。
やはりモデルが悪かったか。
「『今日の田中』のネタにはしていいよ」との事だったのでいろいろと考えてみたのだが、一番面白かったのが写真と一緒に書かれてきたkenちゃんのコメントだったので、そのまま使わせてもらう。
田中君の画像送ります。
それにしても田中君、落ち着きが無いです。
わかる、わかる。挙動不審でしょ(笑)
ちょっと古いがマリアチさんにお邪魔していた時の話だ。
「○○の用品を買うんだったら言ってくれれば原価で買えるから」
食い付いた田中は聞いた。
「原価って事は免税って事ですか?」
まあ、安くなるという事には変わりないが、ヤツにわかるように説明するのが難しい。
田中には『原価』=『免税』という事にしておいた。
田中くんに物を売る機会があったら
「免税しておいたよ」と言ってもらえれば「あっ、すみません。ありがとうございます。」と満面の笑みを見る事が出来るだろう。
「○○の用品を買うんだったら言ってくれれば原価で買えるから」
食い付いた田中は聞いた。
「原価って事は免税って事ですか?」
まあ、安くなるという事には変わりないが、ヤツにわかるように説明するのが難しい。
田中には『原価』=『免税』という事にしておいた。
田中くんに物を売る機会があったら
「免税しておいたよ」と言ってもらえれば「あっ、すみません。ありがとうございます。」と満面の笑みを見る事が出来るだろう。
ワールドカップのパブリックビューイング日本の初戦の時の話である。
会場で出店していたのだが、田中に店をまかせて私は試合を見ていた。
試合を見ていたもののお店が見える位置だったのでチラチラとお店も見ていた。
田中はイベント会場で物を売るのが特に苦手である。
おもちゃのイベントでもバイカーのイベントでもほとんど戦力外だった。
今回の会場に来る前も自分で言っていた。
「自分はイベント会場とかで力を発揮しないタイプなんです。」
もちろん「じゃあ、発揮しろよ!!」とツッコんでおいたが、田中を信じきれるほど自分は人間が出来ていない。
それでも今回は試合中に物が売れる事はないだろうし、事前に準備していた事もあり、接客が必要な商品も特にない。
「別にお客さんが来ても何もしなくていいから。『欲しい』って言われたら会計すればいいから」と言って連れてきた。
その時も試合中だったのでやはりお客さんはいなくて、田中もお店のブースでウロウロしていたのだが、遅れて会場に到着したような女の子二人がお店を見始めた。
『田中は大丈夫か?』と思って見ていると、私の隣にいた某宅配便のドライバーもそれに気づいて「行った方がいいんじゃない?」と話しかけてきた。
まあ今回は接客いらずだから田中でも大丈夫なはずである。
がっ、しかし次の瞬間、田中は信じられない行動をした。
お客さんに背中を向けてその場から離れていったのである。
宅配便のドライバーもそれを見て笑っていた。
何もしなくていいとは言ったが逃げる事はないだろ。
次から田中は戦力外というよりいないものと考える事にする。
会場で出店していたのだが、田中に店をまかせて私は試合を見ていた。
試合を見ていたもののお店が見える位置だったのでチラチラとお店も見ていた。
田中はイベント会場で物を売るのが特に苦手である。
おもちゃのイベントでもバイカーのイベントでもほとんど戦力外だった。
今回の会場に来る前も自分で言っていた。
「自分はイベント会場とかで力を発揮しないタイプなんです。」
もちろん「じゃあ、発揮しろよ!!」とツッコんでおいたが、田中を信じきれるほど自分は人間が出来ていない。
それでも今回は試合中に物が売れる事はないだろうし、事前に準備していた事もあり、接客が必要な商品も特にない。
「別にお客さんが来ても何もしなくていいから。『欲しい』って言われたら会計すればいいから」と言って連れてきた。
その時も試合中だったのでやはりお客さんはいなくて、田中もお店のブースでウロウロしていたのだが、遅れて会場に到着したような女の子二人がお店を見始めた。
『田中は大丈夫か?』と思って見ていると、私の隣にいた某宅配便のドライバーもそれに気づいて「行った方がいいんじゃない?」と話しかけてきた。
まあ今回は接客いらずだから田中でも大丈夫なはずである。
がっ、しかし次の瞬間、田中は信じられない行動をした。
お客さんに背中を向けてその場から離れていったのである。
宅配便のドライバーもそれを見て笑っていた。
何もしなくていいとは言ったが逃げる事はないだろ。
次から田中は戦力外というよりいないものと考える事にする。
昨日はとてもいい天気だった。
私は出勤途中でコンビニに寄って飲み物を飲みながら出勤したのだが、店に着いて20分くらいして飲み物がない事に気がついた。
車に置き忘れたか店のどこかに置き忘れたかしか考えられない。
さすがに車の中に置きっぱなしだとぬるくなってしまうので、田中に見てきてもらう事にした。
戻ってきた田中は車の中には忘れてないと言う。
だとすると店の中にあるはずだ。
店の中はあまり暑くならないのでまあいいだろう。
私は仕事を続けた。
2時間くらいして車の中に忘れ物をした事に気づいた。
今度は自分で取りにいったのだが、ダッシュボードのドリンクホルダーに普通に忘れた飲み物が置いてあった。
「田中、車の中に飲み物あったぞ!!」
「えっ、どこにありました?」
「普通にジュース置く所。」
「おかしいですねぇ。ちゃんと見たんですけどなかったですよ。」
田中は私の車にもう何度も乗っているし、私の車は傾斜計などが付いている関係でドリンクホルダーはかなり助手席寄りだ。
シートの上しか見なかったとか言われるならまだしも、ちゃんと見て見つからなかったという事の方がよっぽど不思議である。
私は出勤途中でコンビニに寄って飲み物を飲みながら出勤したのだが、店に着いて20分くらいして飲み物がない事に気がついた。
車に置き忘れたか店のどこかに置き忘れたかしか考えられない。
さすがに車の中に置きっぱなしだとぬるくなってしまうので、田中に見てきてもらう事にした。
戻ってきた田中は車の中には忘れてないと言う。
だとすると店の中にあるはずだ。
店の中はあまり暑くならないのでまあいいだろう。
私は仕事を続けた。
2時間くらいして車の中に忘れ物をした事に気づいた。
今度は自分で取りにいったのだが、ダッシュボードのドリンクホルダーに普通に忘れた飲み物が置いてあった。
「田中、車の中に飲み物あったぞ!!」
「えっ、どこにありました?」
「普通にジュース置く所。」
「おかしいですねぇ。ちゃんと見たんですけどなかったですよ。」
田中は私の車にもう何度も乗っているし、私の車は傾斜計などが付いている関係でドリンクホルダーはかなり助手席寄りだ。
シートの上しか見なかったとか言われるならまだしも、ちゃんと見て見つからなかったという事の方がよっぽど不思議である。
今日は明日のワールドカップ日本戦に向けていろいろと準備がある。
会場での販売準備もそうであるが盛り上げるためにいろいろと準備しなくてはならなかった。
日曜日という事もありお昼からは混みそうだったので、夕方から準備しようと思っていた。
出勤してすぐに田中が私のところにやって来た。
「店長、今日は早く帰りたいんですけど」
キタ!忙しい時には店にいない男の本領発揮である。
一応、理由を聞いてみた。
「焼き肉です。」
実に田中らしい納得のいく理由である。
明日の準備をしているO氏にメールを送った。
「今日何かあっても八時までは手伝いに行けません。なぜなら田中が焼き肉のために早引きするから(笑)」
O氏から返事が返ってきた。
「焼き肉じゃしょうがないな(笑)」
更に違う用事で店に来たKOBAちゃんにもその話をすると、
「焼き肉じゃしょうがないですよ。」
たぶん田中以外の人の話だったら「ふざけたヤツですね!クビにした方がいいですよ!」というような答えが帰ってきてると思うが、私を含めて田中を知る人たちは田中が「焼き肉で早退」するのは正当な理由だと思っている。
私もお店が休みの時に「焼き肉のため臨時休業いたします」と貼り紙してみたい。
会場での販売準備もそうであるが盛り上げるためにいろいろと準備しなくてはならなかった。
日曜日という事もありお昼からは混みそうだったので、夕方から準備しようと思っていた。
出勤してすぐに田中が私のところにやって来た。
「店長、今日は早く帰りたいんですけど」
キタ!忙しい時には店にいない男の本領発揮である。
一応、理由を聞いてみた。
「焼き肉です。」
実に田中らしい納得のいく理由である。
明日の準備をしているO氏にメールを送った。
「今日何かあっても八時までは手伝いに行けません。なぜなら田中が焼き肉のために早引きするから(笑)」
O氏から返事が返ってきた。
「焼き肉じゃしょうがないな(笑)」
更に違う用事で店に来たKOBAちゃんにもその話をすると、
「焼き肉じゃしょうがないですよ。」
たぶん田中以外の人の話だったら「ふざけたヤツですね!クビにした方がいいですよ!」というような答えが帰ってきてると思うが、私を含めて田中を知る人たちは田中が「焼き肉で早退」するのは正当な理由だと思っている。
私もお店が休みの時に「焼き肉のため臨時休業いたします」と貼り紙してみたい。
お店の隣には大家さんの家がある。
大家さんと一緒に住んでいる叔母さんは以前米軍の基地で働いていたそうで、時々手作りのケーキを差し入れてくれるのだがとてもウマい!
今日も焼きたてのケーキをアルミホイルに包まれた状態で丸々一本もらったのだが、私はホームページの更新作業で手が離せなかったので田中が代わりに受け取った。
田中は昼飯がまだで『後で買いに行きます』と言っていたので、かなり腹が空いていたようだ。
普段は私が「さあ、食べようか」と言ってからケーキを開けるのだが、今日は何も言わないうちに田中はケーキを開け始めていた。
だが私はタイミングが悪く昼飯を食ったばかりで、すぐに食える状態ではなかったのだが、田中はもう我慢出来ないようだ。
『田中くん、食べていいよ』
田中は猛烈な勢いで食い始めた。
だが、その食い方はないだろ!
大家さんと一緒に住んでいる叔母さんは以前米軍の基地で働いていたそうで、時々手作りのケーキを差し入れてくれるのだがとてもウマい!
今日も焼きたてのケーキをアルミホイルに包まれた状態で丸々一本もらったのだが、私はホームページの更新作業で手が離せなかったので田中が代わりに受け取った。
田中は昼飯がまだで『後で買いに行きます』と言っていたので、かなり腹が空いていたようだ。
普段は私が「さあ、食べようか」と言ってからケーキを開けるのだが、今日は何も言わないうちに田中はケーキを開け始めていた。
だが私はタイミングが悪く昼飯を食ったばかりで、すぐに食える状態ではなかったのだが、田中はもう我慢出来ないようだ。
『田中くん、食べていいよ』
田中は猛烈な勢いで食い始めた。
だが、その食い方はないだろ!
前に書いたサッカーのワールドカップパブリックビューイングで売る物の準備を少しずつ進めている。
先日もエポック社の日本代表フィギュアが入荷しているのだが、田中がウイルスにやられた日に入荷しているので全く手つかずのままだ。
開封して中身がわかる状態で売る予定なのだが、田中はサッカーの選手をほとんど知らないので、選手の名前と顔を覚えるために開封はまかせるつもりだ。
夕方になって新聞配達を終えた田中が出勤して来た。
とりあえずパブリックビューイングの段取りを軽く話した。
*日本代表フィギュアをメインにプレイモービルや他の雑貨なども持っていく。
*お揃いの青いTシャツを来る。
*田中は日の丸のタトゥーシールをほっぺに貼る。
どうせ忘れるのだから教えておくのはこれだけにして通常の作業を始めた。
田中は梱包作業で2階へ、私は雑貨関係の入荷があったので値札付けの作業をしていたのだが、面白い物を見つけたので一つ取り出してみた。
これは小便小僧ストラップといって、実はオシッコしているように見える棒がストラップの紐を引っ張ると伸び縮みする仕掛けだ。
私はこの商品に値札をつける仕事にかかった。
田中が梱包を終えて階段を降りて来た。
こういうオバカさんグッズは田中も大好きなはずだ。
「田中、これ見てみな。」
私は袋に詰まった小便小僧ストッラップを指差した。
「それが日本代表フィギュアですか?」
いくらサッカーの選手を知らないからといって、それはないだろ。
先日もエポック社の日本代表フィギュアが入荷しているのだが、田中がウイルスにやられた日に入荷しているので全く手つかずのままだ。
開封して中身がわかる状態で売る予定なのだが、田中はサッカーの選手をほとんど知らないので、選手の名前と顔を覚えるために開封はまかせるつもりだ。
夕方になって新聞配達を終えた田中が出勤して来た。
とりあえずパブリックビューイングの段取りを軽く話した。
*日本代表フィギュアをメインにプレイモービルや他の雑貨なども持っていく。
*お揃いの青いTシャツを来る。
*田中は日の丸のタトゥーシールをほっぺに貼る。
どうせ忘れるのだから教えておくのはこれだけにして通常の作業を始めた。
田中は梱包作業で2階へ、私は雑貨関係の入荷があったので値札付けの作業をしていたのだが、面白い物を見つけたので一つ取り出してみた。
これは小便小僧ストラップといって、実はオシッコしているように見える棒がストラップの紐を引っ張ると伸び縮みする仕掛けだ。
私はこの商品に値札をつける仕事にかかった。
田中が梱包を終えて階段を降りて来た。
こういうオバカさんグッズは田中も大好きなはずだ。
「田中、これ見てみな。」
私は袋に詰まった小便小僧ストッラップを指差した。
「それが日本代表フィギュアですか?」
いくらサッカーの選手を知らないからといって、それはないだろ。
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