旧 今日の田中(仮名)
*今日は少しマジメな内容になってしまいました。
田中が出勤してきてすぐに新しい仕事を教え始めた。
パソコンを使って店内の商品に付けるPOP(張り紙)を作る仕事である。
一通りの作業内容を聞き終わった田中は言った。
「それ、自分には無理ですね。」
教える立場から言うと画像の編集ソフトをある程度まで使える男が、使えないわけがない。なにより1回もやってないのに『無理』だという田中が気にくわない。
「仕事する気がないんだったら帰っていいよ。」と言って私は自分の仕事をやり始めた。
2階のパソコンで仕事を始めると、すぐに田中も2階で何かの仕事を始めた。
日曜という事もありすぐにお客さんがやってきたので、私は1階の店舗に戻りお客さんと話を始めた。今日は次から次へと常連さんがやってきて気が付くと3時。
その間、田中との会話はほとんどない。
田中本人が前に言っていたのだが、会話がないと不機嫌なのか心配になるらしい。
一段落した私に田中は言った。
「店長、何か機嫌が悪いんですか?」
もちろん田中の午前中の件は気にくわないのだが、機嫌が悪いかどうかさえわからない田中に言うだけムダである。
「別に悪くないよ。」
そう言うと安心した田中は言った。
「焼き肉の予定が入ったんで帰ります。」
もうここまで来るとあきれるしかない。
『もういい。田中には期待しない。一人だと思って仕事しよう』
私はそう思いながら2階に行った。
田中と会話がなかった3時間半。
特に仕事の指示をしなかったのでやる事がなくなったのだろう。
少し部屋が片付いている。
いつもだったら携帯のゲームをやったりマンガ本を読んでる田中であるが、怒られていると思いビビッていたのではないか?
ダラダラと仕事をしている1日より『怒られている』という恐怖に耐えながら必死に働く3時間半の方がよほど役に立っている。
今度から田中を働かせたい時には会話は一切なしにしよう。
無言の恐怖が勝手に田中を仕事させてくれるだろう。
田中が出勤してきてすぐに新しい仕事を教え始めた。
パソコンを使って店内の商品に付けるPOP(張り紙)を作る仕事である。
一通りの作業内容を聞き終わった田中は言った。
「それ、自分には無理ですね。」
教える立場から言うと画像の編集ソフトをある程度まで使える男が、使えないわけがない。なにより1回もやってないのに『無理』だという田中が気にくわない。
「仕事する気がないんだったら帰っていいよ。」と言って私は自分の仕事をやり始めた。
2階のパソコンで仕事を始めると、すぐに田中も2階で何かの仕事を始めた。
日曜という事もありすぐにお客さんがやってきたので、私は1階の店舗に戻りお客さんと話を始めた。今日は次から次へと常連さんがやってきて気が付くと3時。
その間、田中との会話はほとんどない。
田中本人が前に言っていたのだが、会話がないと不機嫌なのか心配になるらしい。
一段落した私に田中は言った。
「店長、何か機嫌が悪いんですか?」
もちろん田中の午前中の件は気にくわないのだが、機嫌が悪いかどうかさえわからない田中に言うだけムダである。
「別に悪くないよ。」
そう言うと安心した田中は言った。
「焼き肉の予定が入ったんで帰ります。」
もうここまで来るとあきれるしかない。
『もういい。田中には期待しない。一人だと思って仕事しよう』
私はそう思いながら2階に行った。
田中と会話がなかった3時間半。
特に仕事の指示をしなかったのでやる事がなくなったのだろう。
少し部屋が片付いている。
いつもだったら携帯のゲームをやったりマンガ本を読んでる田中であるが、怒られていると思いビビッていたのではないか?
ダラダラと仕事をしている1日より『怒られている』という恐怖に耐えながら必死に働く3時間半の方がよほど役に立っている。
今度から田中を働かせたい時には会話は一切なしにしよう。
無言の恐怖が勝手に田中を仕事させてくれるだろう。
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