ビンテージ？

最近一緒にボウリングをやってるM氏が店にやってきた。
M氏はボウリングシャツを着ていた。

赤と黒のツートーンのシャツで背中にプリントが入っていた。

「刺繍じゃないの？」

「刺繍のやつは高くてさ。でもこれビンテージのシャツだよ。」

そんな風に言われると味わいのあるプリントに見えてきた。
ビンテージと言うと50年代とか60年代の物だろうか？

私にも「買ったらいいじゃん」と勧めてきたのだが、どうせ買うならチームでお揃いにしようという話になりWEBサイトでオーダーの出来る店を捜しはじめた。

しかし、このM氏は私よりでかい。
お揃いにするためにはM氏が入るサイズを基準に捜さないとならないのだが、大きなサイズを扱っている店でも見つからない。

何となく入りそうなサイズがあったのでM氏に聞いてみた。

「これだったらどう？」

「それだと入らないよ。ちょっと着てみる？」

そうして私はM氏のボウリングシャツを着てみた。
確かにでかい。これだとさっきのサイズは入らないだろう。

どこのブランドだろう？と思い私はタグを見たが、ロゴがくずした字で書いてあって読めない。

ロゴの少し下にもう少し読みやすい字体で書いた部分があった。
私の知っている雑誌と同じ名前でクルージンというブランドであった。

「クルージンか。かっこいいね。」

ブランド名がカッコよくて喜んでいるM氏に、ボウリングシャツを返そうとした時に私は気がついた。

さっきの読みやすい字体で書いてある部分の前にwwwの文字が...。

90年代でもビンテージと言うなら話は別だが、ビンテージのシャツにホームページのアドレスは書いてないと思う。


＊明日5月1日は映画『相棒』を見に行くため19時30分で閉店させていただきます。
『相棒』の大ファンですが困った事に地元の映画館で上映しないため。


＊相馬ロマントピアスキー場の営業時間変更を求めて署名活動をしています。
ゴールデンウィークが終わったら1回目の提出に行きたいと思ってます。