旧 今日の田中(仮名)
明後日の津軽ミーティング出店のために準備を始めている。
取りかかったのは早いが、あまり進んでいないのでチャチャチャッと書きたいと思う。
先日、田中がやってきた。月、火と連休だそうでその日は火曜日だった。
特に用事は無いという事だったので、仕事を手伝ってもらっていたのだが少し元気がない。
昨日は元気だったのにどうしたんだろう?
「明日は会社だって思うと憂鬱なんですよ。」
わからない事はない。
会社が嫌いなわけではないが、次の日は仕事だと思うと憂鬱になる人はたくさんいるだろう。
田中はその後もしばらく梱包を続けていたのだが、突然『ウッ』とお腹を押さえて苦しそうな顔をした。
「どうした!?田中?」
「お腹壊したみたいです。」
「いつ?」
「今です。」
何か食べながら作業をしていたわけでもなく、突然お腹を壊すところは『サスガ』としか言いようがない。
仮病とかではなく本当に体が拒否反応を起こすのだろう。
かなり痛そうではあったがそれでも頼んでいた仕事は全て終わらせてくれた。
お腹を押さえて苦しそうな表情で田中は言った。
「店長、やっぱり自分帰っていいですか?」
「いいよ、いいよ。ありがとう。」
うめき声をあげながら出口に向かっていった田中ではあるが、すぐにまた戻ってきた。
「これ、お願いします。」
どんなにお腹が痛くても田中にとってオモチャを買う事は最優先事項らしい。
「田中くん、そんなにお腹痛くてもオモチャは買って帰るのか?」
「それはそれ、これはこれですよ。」
やはりお腹が痛くても田中は田中であった。
取りかかったのは早いが、あまり進んでいないのでチャチャチャッと書きたいと思う。
先日、田中がやってきた。月、火と連休だそうでその日は火曜日だった。
特に用事は無いという事だったので、仕事を手伝ってもらっていたのだが少し元気がない。
昨日は元気だったのにどうしたんだろう?
「明日は会社だって思うと憂鬱なんですよ。」
わからない事はない。
会社が嫌いなわけではないが、次の日は仕事だと思うと憂鬱になる人はたくさんいるだろう。
田中はその後もしばらく梱包を続けていたのだが、突然『ウッ』とお腹を押さえて苦しそうな顔をした。
「どうした!?田中?」
「お腹壊したみたいです。」
「いつ?」
「今です。」
何か食べながら作業をしていたわけでもなく、突然お腹を壊すところは『サスガ』としか言いようがない。
仮病とかではなく本当に体が拒否反応を起こすのだろう。
かなり痛そうではあったがそれでも頼んでいた仕事は全て終わらせてくれた。
お腹を押さえて苦しそうな表情で田中は言った。
「店長、やっぱり自分帰っていいですか?」
「いいよ、いいよ。ありがとう。」
うめき声をあげながら出口に向かっていった田中ではあるが、すぐにまた戻ってきた。
「これ、お願いします。」
どんなにお腹が痛くても田中にとってオモチャを買う事は最優先事項らしい。
「田中くん、そんなにお腹痛くてもオモチャは買って帰るのか?」
「それはそれ、これはこれですよ。」
やはりお腹が痛くても田中は田中であった。
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ライブの告知だがアマチュアの方なんで誰?って感じだと思う。
私は10数年の付き合いなので時々ライブを見に行ってるのだが、ここ数回は田中も一緒に行ってる。
田中が好きなメタルやハードロックではない。
アコースティックギター片手に津軽弁でシャウトする。
う〜ん、パンクで津軽弁な尾崎?
ちょっと違うか。
ライブが終わった後の感想が『感動した』ではなく『面白かった』だもの。
まあ、とりあえず田中を初めて連れて行った時はライブの後に一緒に写メを撮っていた。
2回目のライブの後はサインを書いてもらっていた。
今回は何をするのかとても楽しみである。
*あまり詳しく場所を書くと入れなくなる可能性があるので、好きな方は自分で捜して行ってください。
田中がやって来た。
会社で髪の事を注意されているらしい。
仕事が終わるのも遅いし休みの日は遊ぶ事に忙しい田中は、襟足だけ自分で髪を切ったそうだ。
その事で会社の受付の女性と話になったそうである。
「田中さん、髪切ったの?」
どう見ても床屋さんで切ったようには見えないので聞いてきたようだ。
「はい、自分で台所にあったハサミで切りました。」
「その事は家の人も知ってるの?」
「いや、知らないと思います。」
「そのハサミで家の人が海苔切ったりするのに使ったらどうするの?」
「自分は気にしないですよ。」
うまくまとまらなかったんで自分もその場にいたかのように書いているが、もちろん田中から聞いた話である。
こっからは私に話している田中である。
「『田中さんが気にしなくてもお家の方は気にするかも知れないでしょ!』ってその受付の人が何か知らないけど怒るんですよ。仕方ないんで『はい、すみません』って言っておいたんですけど、何で怒られなきゃいけないんだ!って思いましたよ。」
まあ普通の人にだったらそう言われて当たり前。
あと半年もしたらその女性も田中に慣れてくるんで、笑っておしまいになりそうな気がする。
会社で髪の事を注意されているらしい。
仕事が終わるのも遅いし休みの日は遊ぶ事に忙しい田中は、襟足だけ自分で髪を切ったそうだ。
その事で会社の受付の女性と話になったそうである。
「田中さん、髪切ったの?」
どう見ても床屋さんで切ったようには見えないので聞いてきたようだ。
「はい、自分で台所にあったハサミで切りました。」
「その事は家の人も知ってるの?」
「いや、知らないと思います。」
「そのハサミで家の人が海苔切ったりするのに使ったらどうするの?」
「自分は気にしないですよ。」
うまくまとまらなかったんで自分もその場にいたかのように書いているが、もちろん田中から聞いた話である。
こっからは私に話している田中である。
「『田中さんが気にしなくてもお家の方は気にするかも知れないでしょ!』ってその受付の人が何か知らないけど怒るんですよ。仕方ないんで『はい、すみません』って言っておいたんですけど、何で怒られなきゃいけないんだ!って思いましたよ。」
まあ普通の人にだったらそう言われて当たり前。
あと半年もしたらその女性も田中に慣れてくるんで、笑っておしまいになりそうな気がする。
いつものケンちゃんに新しいパソコンが届いた。
だが置き場所がないため、田中君の仕事が終わったら手伝わせて配置を移動すると言っていた。
それを聞いて私は『田中にそんな事をさせるなんて、ケンちゃんはチャレンジャーだなあ。』と思っていた。
まあ私の家じゃないので別にいいだろう。
私も仕事が終わったら田中の働きっぷりを見学するために、ケンちゃんの家に行く事にした。
私が着いた時にはすでに田中もいた。
着くなり飯を食いに行く事になったのだが、奢ってもらったため私も手伝うはめになってしまった。
配置を変える物自体はそんなに多くもなかったのだが、テレビやらDVDなどの映像関係、それに加えてパソコンと周辺機器がやたら多いので後ろの配線がぐっちゃぐちゃである。
キレイにまとめていく事になった。
ケンちゃんは映像関係、私はパソコン関係の配線をまとめていた。
当然、そういった物は壁際にあるので狭い場所にもぐりこんでの作業であった。
田中は散らばっている物を片付けたり雑用をしているはずだったのだが、作業が一段落して田中の方を見ると、田中はお笑い芸人の出てる番組に釘付けであった。
私の期待していた通り、さぼっている田中を見る事は出来たのだが、田中の代わりに自分が働いているのがちょっと納得いかなかった。
だが置き場所がないため、田中君の仕事が終わったら手伝わせて配置を移動すると言っていた。
それを聞いて私は『田中にそんな事をさせるなんて、ケンちゃんはチャレンジャーだなあ。』と思っていた。
まあ私の家じゃないので別にいいだろう。
私も仕事が終わったら田中の働きっぷりを見学するために、ケンちゃんの家に行く事にした。
私が着いた時にはすでに田中もいた。
着くなり飯を食いに行く事になったのだが、奢ってもらったため私も手伝うはめになってしまった。
配置を変える物自体はそんなに多くもなかったのだが、テレビやらDVDなどの映像関係、それに加えてパソコンと周辺機器がやたら多いので後ろの配線がぐっちゃぐちゃである。
キレイにまとめていく事になった。
ケンちゃんは映像関係、私はパソコン関係の配線をまとめていた。
当然、そういった物は壁際にあるので狭い場所にもぐりこんでの作業であった。
田中は散らばっている物を片付けたり雑用をしているはずだったのだが、作業が一段落して田中の方を見ると、田中はお笑い芸人の出てる番組に釘付けであった。
私の期待していた通り、さぼっている田中を見る事は出来たのだが、田中の代わりに自分が働いているのがちょっと納得いかなかった。
今週から週末はイベント出店が続くのでちょっと大変である。
昨日も青森市でTOME STONEミーティングというバイカーのイベントに参加していた。
田中は仕事が終わってからちょっとだけ顔を出すという事を聞いていた。
夜7時40分頃、田中から電話があった。
「今、仕事終わりました。これから向かおうと思うんですけど、どうやって行けばいいんですか?」
会場入りしてる私より、田中より先にこちらに向かっているケンチャンとMながに聞いた方が確実だと思ったので、そっちに電話するように言った。
8時30分頃、到着したケンチャンが言った。
「田中くん、来ないよ。」
「えっ、さっき来るって連絡あったよ。」
「青森じゃなくて大鰐だと思ってそっちに向かったみたい。」
大鰐は青森と全く逆方向で来月の津軽ミーティングというイベントが行われる場所である。
場所くらい事前に確認しようよ。
昨日も青森市でTOME STONEミーティングというバイカーのイベントに参加していた。
田中は仕事が終わってからちょっとだけ顔を出すという事を聞いていた。
夜7時40分頃、田中から電話があった。
「今、仕事終わりました。これから向かおうと思うんですけど、どうやって行けばいいんですか?」
会場入りしてる私より、田中より先にこちらに向かっているケンチャンとMながに聞いた方が確実だと思ったので、そっちに電話するように言った。
8時30分頃、到着したケンチャンが言った。
「田中くん、来ないよ。」
「えっ、さっき来るって連絡あったよ。」
「青森じゃなくて大鰐だと思ってそっちに向かったみたい。」
大鰐は青森と全く逆方向で来月の津軽ミーティングというイベントが行われる場所である。
場所くらい事前に確認しようよ。
昨日もめちゃくちゃ暑かったのだが、お盆の帰省で久しぶりにご来店されるお客様も
多く混雑していた。
田中も知っているお客さんも多かったので連絡してみると暇なので来てくれると言う。
間もなく田中もやって来て、久しぶりに会ったお客さんと暑くて寝れないという話題になった。
「自分、玄関で寝るんですよ。あの廊下が涼しくて気持ちいいんですけど、『そこに寝てると誰か通る時に邪魔だから止めなさい』って言われたんですよ。」
まあ、もっともな話である。
更に暑くて寝れない話題が続いた。
「こんなに暑くて寝れないのに、腹を出して寝ると次の日にお腹を壊すのが納得いかないんですよ!!」
本当に納得いかないのだろう。田中はかなり熱く熱く語っていた。
多く混雑していた。
田中も知っているお客さんも多かったので連絡してみると暇なので来てくれると言う。
間もなく田中もやって来て、久しぶりに会ったお客さんと暑くて寝れないという話題になった。
「自分、玄関で寝るんですよ。あの廊下が涼しくて気持ちいいんですけど、『そこに寝てると誰か通る時に邪魔だから止めなさい』って言われたんですよ。」
まあ、もっともな話である。
更に暑くて寝れない話題が続いた。
「こんなに暑くて寝れないのに、腹を出して寝ると次の日にお腹を壊すのが納得いかないんですよ!!」
本当に納得いかないのだろう。田中はかなり熱く熱く語っていた。
田中の会社は10日からお盆休みだそうだ。
特に予定が無いという事でお盆休みの間、『手伝いに来ますよ』と言われた。
田中の事だから友達と遊ぶ約束が出来ればそっちを優先するだろうし、ご家族と過ごす時間もあるだろう。
たぶん最初の1日か2日来て終わりになると思うので、あまり期待せずにいた。
案の定、昨日は田中が手伝いにやってきたのは夜の7時。
閉店時間まで1時間しかない。
「明日はもう少し早く来ますよ。」
荷物が入荷するのは大体1時から2時くらいの間なので、『1時くらいに来ればいいよ』と言っておいた。
そして今日。現在午後3時30分。
田中はまだ来ていない...。
特に予定が無いという事でお盆休みの間、『手伝いに来ますよ』と言われた。
田中の事だから友達と遊ぶ約束が出来ればそっちを優先するだろうし、ご家族と過ごす時間もあるだろう。
たぶん最初の1日か2日来て終わりになると思うので、あまり期待せずにいた。
案の定、昨日は田中が手伝いにやってきたのは夜の7時。
閉店時間まで1時間しかない。
「明日はもう少し早く来ますよ。」
荷物が入荷するのは大体1時から2時くらいの間なので、『1時くらいに来ればいいよ』と言っておいた。
そして今日。現在午後3時30分。
田中はまだ来ていない...。
ようやく田中とRちゃんの会話である。
Rちゃんはバイトで料理を作っているのだが、まだ新米なので覚えなくてはならない事がたくさんあるらしい。
先日はカツ丼を作る事になったそうだが、なんとカツを切り忘れるという大失態をやらかしたそうである。
カツの切れていないカツ丼。
試しに私も他の人に頼んで作ってもらったのだが、とても食べにくい。
しかも噛み切らなくてはならないのでとても熱い。
私はこの話をRちゃん本人から聞いたのだが、めちゃくちゃ笑わせてもらった。
他の人にこの話をしてもかなりウケていた。
田中にもこの話を聞かせた。
「Rちゃんさあ、カツ丼のカツ切り忘れたんだってよ。」
「えっ!?カツって最初から切れてないんですか?」
まさかこんな返しが来るとは思っていなかった。
次元の違う二人を相手にするとこの話が面白いのか不安になってくる。
Rちゃんはバイトで料理を作っているのだが、まだ新米なので覚えなくてはならない事がたくさんあるらしい。
先日はカツ丼を作る事になったそうだが、なんとカツを切り忘れるという大失態をやらかしたそうである。
カツの切れていないカツ丼。
試しに私も他の人に頼んで作ってもらったのだが、とても食べにくい。
しかも噛み切らなくてはならないのでとても熱い。
私はこの話をRちゃん本人から聞いたのだが、めちゃくちゃ笑わせてもらった。
他の人にこの話をしてもかなりウケていた。
田中にもこの話を聞かせた。
「Rちゃんさあ、カツ丼のカツ切り忘れたんだってよ。」
「えっ!?カツって最初から切れてないんですか?」
まさかこんな返しが来るとは思っていなかった。
次元の違う二人を相手にするとこの話が面白いのか不安になってくる。
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