旧 今日の田中(仮名)
私はあまりブログで食べ物を紹介したりしない。
他の方がキレイな写真で紹介しているし、食事が運ばれてきた時点で写真の事を忘れてしまっているからだ。
昨日は田中の奢りでラーメンを食いに行った。
注文したラーメンが出て来ると『写真を撮った方がいい』という。
奢られる時は人より先に食いだすくせに、人に奢る時はウルサイ男である。
これが田中くんに奢ってもらった900円もするラーメンです!
ごちそうさまでした!!
これでいいか?田中。
***************************
田中がタバコを吸っていた。
私と場所が離れていたため灰皿は別々の物を使っていた。
一服が終わって灰皿を持ち上げた田中は言った。
「タバコの火がちゃんと消えてないですよ。」
「いや、その灰皿使ってたの田中くんだろ。」
「はい。そうですよ。」
「じゃあ、田中くんが消してないんじゃん。」
「はい、そうです。」
「何でそれを私に言うの?」
「いや、さっきのは独り言ですよ。」
わかりにくい独り言を言うな!
他の方がキレイな写真で紹介しているし、食事が運ばれてきた時点で写真の事を忘れてしまっているからだ。
昨日は田中の奢りでラーメンを食いに行った。
注文したラーメンが出て来ると『写真を撮った方がいい』という。
奢られる時は人より先に食いだすくせに、人に奢る時はウルサイ男である。
これが田中くんに奢ってもらった900円もするラーメンです!
ごちそうさまでした!!
これでいいか?田中。
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田中がタバコを吸っていた。
私と場所が離れていたため灰皿は別々の物を使っていた。
一服が終わって灰皿を持ち上げた田中は言った。
「タバコの火がちゃんと消えてないですよ。」
「いや、その灰皿使ってたの田中くんだろ。」
「はい。そうですよ。」
「じゃあ、田中くんが消してないんじゃん。」
「はい、そうです。」
「何でそれを私に言うの?」
「いや、さっきのは独り言ですよ。」
わかりにくい独り言を言うな!
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田中はこのブログを読んでいるお客さんから『仕事をナメてる』と言われた。
オカゲで最近の田中は『ナメてません!仕事を優先してます!』と仕事熱心になっている。
今は月末という事もあって荷物がたくさん届いている。
昨日も10時30分まで仕事をしていた。
突然田中が言った。
「店長、明日はラーメン食いに行きましょう!」
私はすっかり忘れていたのだが、例のラーメン無料のスタンプカードの期限が8月末までだった。本当にギリギリである。
少し意地悪したくなってみた。
「いやあ、明日も荷物が入荷するから仕事がいっぱいあるよ。ちょっと無理じゃないか?」
「えっ!マジですか?」
「田中くんの仕事もいっぱいあるよ。写真が終わらないとホームページの更新が出来ないから田中くんも行けないと思うよ。」
「そうですか、わかりました。」
「スタンプカード無駄になっちゃったな。」
少し考えて田中は言った。
「じゃあ、一人で行ってきます。大丈夫です!食べたら戻って来ます!」
やっぱり焼き肉とラーメンは仕事より優先するらしい。
オカゲで最近の田中は『ナメてません!仕事を優先してます!』と仕事熱心になっている。
今は月末という事もあって荷物がたくさん届いている。
昨日も10時30分まで仕事をしていた。
突然田中が言った。
「店長、明日はラーメン食いに行きましょう!」
私はすっかり忘れていたのだが、例のラーメン無料のスタンプカードの期限が8月末までだった。本当にギリギリである。
少し意地悪したくなってみた。
「いやあ、明日も荷物が入荷するから仕事がいっぱいあるよ。ちょっと無理じゃないか?」
「えっ!マジですか?」
「田中くんの仕事もいっぱいあるよ。写真が終わらないとホームページの更新が出来ないから田中くんも行けないと思うよ。」
「そうですか、わかりました。」
「スタンプカード無駄になっちゃったな。」
少し考えて田中は言った。
「じゃあ、一人で行ってきます。大丈夫です!食べたら戻って来ます!」
やっぱり焼き肉とラーメンは仕事より優先するらしい。
いまさら書かなくてもご存知だと思うが、田中はすぐに頼まれた事を忘れる。
私がそれをツッコむと『これからやるところです!』とありえない事を言うので、時々そのままにして観察する事にしている。
最近、私がチェックしている事が3つある。
一つは土曜日の掃除の時にゴミをまとめたチリトリをそのまま店内に放置している事。
いつ気が付くのかな?と思っていたのだが、一向に気づく気配がないし、さすがにお店の中なので私が片付けた。
二つ目は窓際に放置した商品をいつまとめるか。
私が田中に聞いた時は案の定『これからやるところです』と答えたのだが、すでに2週間が経過している。
三つ目はイベント用にガチャガチャの中にクジ引きをセットしたのだが、その時に元々カプセルに入っていた紙や袋を田中はそこら中に散らかしていた。
私が「何か袋とか箱とか用意してまとめてやればいいじゃん!」と言うと、「大丈夫です。後から片付けます!」と言い返された。
もちろん忘れているらしく片付ける気配がない。
なかなか気が付かないので、ワザとその場所を通るような仕事をさせた。
翌日の昼頃に在庫を捜すために私がその場所を通るとゴミがまとめてある。
『ようやく気づいたか。3日もかかったが気が付いたからホメてやろう』と思った時に何か違和感を感じた。
そのまとめたゴミ袋は誰が片付けるんだよ!
そこまでやったんだったらゴミ箱に捨てればいいじゃん!
その日から私はそのゴミ袋を片付ける日を毎日チェックしている。
私がそれをツッコむと『これからやるところです!』とありえない事を言うので、時々そのままにして観察する事にしている。
最近、私がチェックしている事が3つある。
一つは土曜日の掃除の時にゴミをまとめたチリトリをそのまま店内に放置している事。
いつ気が付くのかな?と思っていたのだが、一向に気づく気配がないし、さすがにお店の中なので私が片付けた。
二つ目は窓際に放置した商品をいつまとめるか。
私が田中に聞いた時は案の定『これからやるところです』と答えたのだが、すでに2週間が経過している。
三つ目はイベント用にガチャガチャの中にクジ引きをセットしたのだが、その時に元々カプセルに入っていた紙や袋を田中はそこら中に散らかしていた。
私が「何か袋とか箱とか用意してまとめてやればいいじゃん!」と言うと、「大丈夫です。後から片付けます!」と言い返された。
もちろん忘れているらしく片付ける気配がない。
なかなか気が付かないので、ワザとその場所を通るような仕事をさせた。
翌日の昼頃に在庫を捜すために私がその場所を通るとゴミがまとめてある。
『ようやく気づいたか。3日もかかったが気が付いたからホメてやろう』と思った時に何か違和感を感じた。
そのまとめたゴミ袋は誰が片付けるんだよ!
そこまでやったんだったらゴミ箱に捨てればいいじゃん!
その日から私はそのゴミ袋を片付ける日を毎日チェックしている。
昨夜、仕事をしているといきなり田中が切り出した。
「お葬式とか通夜の時って遺族の方に何て言ったらいいんですかね?」
相変わらず話に繋がりが全くない。
「えっ、何で?」
「いや、友達の親父が死んで....。」
「じゃあ、通夜に行くの?」
「いや、行かないです。」
「じゃあ、いいじゃん。」
「いや、今後の事とかもあるじゃないですか!一応、覚えておいた方がいいかと思って。ご愁傷様でいいんですかね?」
田中にしてはマトモな事を言ってる。
ここで一旦話は終わって仕事に戻った。
しばらく作業した後、私は土曜日の送料のお釣りをもらっていない事に気が付いた。送料は240円だったのだが、微妙な重さだったので渡したのが400円、160円のお釣りである。
「田中、この前の定形外のお釣りもらってないぞ!」
田中は『忘れてました!』と言いながら財布の中の小銭をゴソゴソして言った。
「店長のお釣り、香典に使っちゃいました。」
香典をクラスのみんなで出し合ったらしいが、田中が渡した香典は間違いなく160円以下だと思う。
P.S その後、お釣りはちゃんと返してもらいました。
「お葬式とか通夜の時って遺族の方に何て言ったらいいんですかね?」
相変わらず話に繋がりが全くない。
「えっ、何で?」
「いや、友達の親父が死んで....。」
「じゃあ、通夜に行くの?」
「いや、行かないです。」
「じゃあ、いいじゃん。」
「いや、今後の事とかもあるじゃないですか!一応、覚えておいた方がいいかと思って。ご愁傷様でいいんですかね?」
田中にしてはマトモな事を言ってる。
ここで一旦話は終わって仕事に戻った。
しばらく作業した後、私は土曜日の送料のお釣りをもらっていない事に気が付いた。送料は240円だったのだが、微妙な重さだったので渡したのが400円、160円のお釣りである。
「田中、この前の定形外のお釣りもらってないぞ!」
田中は『忘れてました!』と言いながら財布の中の小銭をゴソゴソして言った。
「店長のお釣り、香典に使っちゃいました。」
香典をクラスのみんなで出し合ったらしいが、田中が渡した香典は間違いなく160円以下だと思う。
P.S その後、お釣りはちゃんと返してもらいました。
今日の昼に田中から電話がかかってきて昨日の事を謝っていた。
田中が自分で考えて謝るんだったらメールを使う。
間違いなく『今日の田中』を読んだ第三者の助言で謝っていると思うのだが、まあいいとしよう。
f.levenネタで引っ張って申し訳ないのだが、昨日書いたRATさんのブースがこれである。
これは垂直の壁で一番簡単らしい。
簡単とは言ってもいろいろなルートがあるらしく、ルートによってはかなり難しいコースもあるそうだ。
出店を手伝ってくれたYくんは何度もチャレンジしては失敗し、最後まで難コースからのルートは登りきる事が出来なかった。
たぶん今週中にはリベンジに行くだろう。
写真で登っているのはもちろん田中であるが、登る前に装備を全て外していた。
田中にしては計画性のある行動である。
チェーンウォレット(財布)、指輪、腕時計、携帯電話、ブレスレットなど、外せる物は全て外していた。かなり重そうである。
その装備を「店長、お願いします!」と当たり前のように私に持たせた田中は、何度もルートを変えてはチャレンジしていた。
かなり楽しいらしい。
ただで遊べる物はあきるまで遊ぶ気でいる。
今回はデモンストレーションなので無料だが、城東にあるRATさんの施設を利用する時は当然お金がかかる。
たぶん私が奢らない限り田中が壁を登る事は二度とないであろう。
田中が自分で考えて謝るんだったらメールを使う。
間違いなく『今日の田中』を読んだ第三者の助言で謝っていると思うのだが、まあいいとしよう。
f.levenネタで引っ張って申し訳ないのだが、昨日書いたRATさんのブースがこれである。
これは垂直の壁で一番簡単らしい。
簡単とは言ってもいろいろなルートがあるらしく、ルートによってはかなり難しいコースもあるそうだ。
出店を手伝ってくれたYくんは何度もチャレンジしては失敗し、最後まで難コースからのルートは登りきる事が出来なかった。
たぶん今週中にはリベンジに行くだろう。
写真で登っているのはもちろん田中であるが、登る前に装備を全て外していた。
田中にしては計画性のある行動である。
チェーンウォレット(財布)、指輪、腕時計、携帯電話、ブレスレットなど、外せる物は全て外していた。かなり重そうである。
その装備を「店長、お願いします!」と当たり前のように私に持たせた田中は、何度もルートを変えてはチャレンジしていた。
かなり楽しいらしい。
ただで遊べる物はあきるまで遊ぶ気でいる。
今回はデモンストレーションなので無料だが、城東にあるRATさんの施設を利用する時は当然お金がかかる。
たぶん私が奢らない限り田中が壁を登る事は二度とないであろう。
昨日のf.levenは夜になってから多少にぎやかになったような気がする。
私も会場内をウロウロする事が出来たのだが、本部のある場所はライブなどもあり、まあまあお祭りの雰囲気が出ている。
向かいの工芸ブロックもなかなか面白かった。
だが土手町を渡ってのファッションブロックとアートブロックは、音楽が聞こえるわけでもなくちょっとさみしい気がした。
今回のイベントで私はフリークライミングの施設を運営しているRATさんと仲良くなった。ブースの位置は道路を挟んで向かい側。登っている姿もバッチリ見える。
だがそこに行くのがものすごい大変であった。
手抜きな絵であるが、赤いのがうちのブース青いのがRATさんのブースである。
すべての横断歩道には信号があり、それを渡らないと辿り着く事が出来ないのだ。
短い横断歩道は私の足だと7歩しかないのだが、それでも警備員さんが注意してるのでちゃんと信号を待って渡る。
結局、向かいまで渡るのに3分くらいかかってしまった。
場所を狭くしてでも車を通行止めにした方が、会場に一体感も出るし楽しかったような気もするが、まあ1回目だから仕方ないか。
昨日の田中は残念ながら特に何もやらかしていない。
二人の世界を楽しんでいるカップルに気づかず、邪魔をするように自転車を止めたり、全身タイツの人にちょっかいしたら日本酒を飲まされたくらいである。
やらかしたのは今日である。
昨日のイベントが終わって珍しく友達と飲みに行った田中くん。
開店時間になっても現れず遅刻してきた。
「遅いぞ!昨日、何時頃に寝たの?」
「自分、昨日は寝てないです。2時になったら帰ります。」
遅刻もたまには仕方ないし要領が悪いのも仕方ないとするが、あまりにも仕事をナメてます!
頭に来たんでその場で帰しました。
でも田中は怒られてるのもわかんないかも知れない。
『ラッキー!寝れる』くらいに考えてんだろうな。
まあ、明日の展開をお楽しみに。
私も会場内をウロウロする事が出来たのだが、本部のある場所はライブなどもあり、まあまあお祭りの雰囲気が出ている。
向かいの工芸ブロックもなかなか面白かった。
だが土手町を渡ってのファッションブロックとアートブロックは、音楽が聞こえるわけでもなくちょっとさみしい気がした。
今回のイベントで私はフリークライミングの施設を運営しているRATさんと仲良くなった。ブースの位置は道路を挟んで向かい側。登っている姿もバッチリ見える。
だがそこに行くのがものすごい大変であった。
手抜きな絵であるが、赤いのがうちのブース青いのがRATさんのブースである。
すべての横断歩道には信号があり、それを渡らないと辿り着く事が出来ないのだ。
短い横断歩道は私の足だと7歩しかないのだが、それでも警備員さんが注意してるのでちゃんと信号を待って渡る。
結局、向かいまで渡るのに3分くらいかかってしまった。
場所を狭くしてでも車を通行止めにした方が、会場に一体感も出るし楽しかったような気もするが、まあ1回目だから仕方ないか。
昨日の田中は残念ながら特に何もやらかしていない。
二人の世界を楽しんでいるカップルに気づかず、邪魔をするように自転車を止めたり、全身タイツの人にちょっかいしたら日本酒を飲まされたくらいである。
やらかしたのは今日である。
昨日のイベントが終わって珍しく友達と飲みに行った田中くん。
開店時間になっても現れず遅刻してきた。
「遅いぞ!昨日、何時頃に寝たの?」
「自分、昨日は寝てないです。2時になったら帰ります。」
遅刻もたまには仕方ないし要領が悪いのも仕方ないとするが、あまりにも仕事をナメてます!
頭に来たんでその場で帰しました。
でも田中は怒られてるのもわかんないかも知れない。
『ラッキー!寝れる』くらいに考えてんだろうな。
まあ、明日の展開をお楽しみに。
コンビニさんなどでも置いてある商品で、箱に入っていて中身のわからないフィギュアをご存知だろうか?
うちの店でも扱っているのだが、田中はフィギュアの大きさや重さなどから想定して、かなりの確率で当てる事が出来る。
ある日の事、田中は糸に50円玉を吊り下げてダウジングを始めていた。
その商品は色が違うだけで形は一緒なので狙った物を当てるのは相当難しい。
『また、バカな事を始めたな』と思って見ているうちに買う物が決まったようだ。
「田中くん、それ何色が出る予定なの?」
「はい!こっちが青でこっちが黒です!」
田中は自信タップリに答えて箱を開け始めたのだが、驚くべき事に田中の言う通りの色が入っていた。
「おー!田中くんスゴイね!」
「いやあ、結構な確率でわかるんですよ。」
田中は満面の笑みを浮かべながら得意げに答えた。
別の日にまた田中はダウジングを始めていた。
お客さんに頼まれたらしい。
自信タップリだった田中だが全く当たらなかった。
そして今日もお客さんに頼まれたものをハズしていた。
田中のダウジングは自分が欲しい物しか当てる事が出来ないらしい。
うちの店でも扱っているのだが、田中はフィギュアの大きさや重さなどから想定して、かなりの確率で当てる事が出来る。
ある日の事、田中は糸に50円玉を吊り下げてダウジングを始めていた。
その商品は色が違うだけで形は一緒なので狙った物を当てるのは相当難しい。
『また、バカな事を始めたな』と思って見ているうちに買う物が決まったようだ。
「田中くん、それ何色が出る予定なの?」
「はい!こっちが青でこっちが黒です!」
田中は自信タップリに答えて箱を開け始めたのだが、驚くべき事に田中の言う通りの色が入っていた。
「おー!田中くんスゴイね!」
「いやあ、結構な確率でわかるんですよ。」
田中は満面の笑みを浮かべながら得意げに答えた。
別の日にまた田中はダウジングを始めていた。
お客さんに頼まれたらしい。
自信タップリだった田中だが全く当たらなかった。
そして今日もお客さんに頼まれたものをハズしていた。
田中のダウジングは自分が欲しい物しか当てる事が出来ないらしい。
隣の大家さんの店頭にとうもろこしが並ぶようになった。
大家のお婆ちゃんに『茹でてやるよ。』と言われたのでお願いする事にした。
田中にもぜひ食わせたい!
最近ハマッているムービーで、田中がガツガツ食っているところを写してやろうとたくらんでいた。
田中が出勤してきたので茹であがったとうもろこしを見せて言った。
「田中くんも食っていいよ。」
私の予想では『いいんですか?』と聞きながらも、獲物のとうもろこしを狙うギラついた目の田中を想像していた。
田中は言った。
「自分、生のとうもろこし食えないんですよ。」
「誰が生のとうもろこし食うんだよ!」
「えっ、じゃあボイルしてあるんですか?」
茹でると言わずボイルと言うのが田中らしい。
「ちゃんと茹でてあるよ。」
「自分、焼いてないと食えないんですよ。」
意外な言葉が返ってきた。
「あれ?でもラーメンに入ったとうもろこしは食ってなかったっけ?」
「はい、大丈夫ですよ。」
「じゃあ、何で食えないの?」
「自分、粒のとうもろこしの方が好きなんですよ。」
ワケがわからない。
「焼いてるとうもろこしだって粒になってないだろ?」
「焼いてあれば粒じゃなくてもヘッチャラなんですよ。」
あー、もう意味が全然わかりません。
大家のお婆ちゃんに『茹でてやるよ。』と言われたのでお願いする事にした。
田中にもぜひ食わせたい!
最近ハマッているムービーで、田中がガツガツ食っているところを写してやろうとたくらんでいた。
田中が出勤してきたので茹であがったとうもろこしを見せて言った。
「田中くんも食っていいよ。」
私の予想では『いいんですか?』と聞きながらも、獲物のとうもろこしを狙うギラついた目の田中を想像していた。
田中は言った。
「自分、生のとうもろこし食えないんですよ。」
「誰が生のとうもろこし食うんだよ!」
「えっ、じゃあボイルしてあるんですか?」
茹でると言わずボイルと言うのが田中らしい。
「ちゃんと茹でてあるよ。」
「自分、焼いてないと食えないんですよ。」
意外な言葉が返ってきた。
「あれ?でもラーメンに入ったとうもろこしは食ってなかったっけ?」
「はい、大丈夫ですよ。」
「じゃあ、何で食えないの?」
「自分、粒のとうもろこしの方が好きなんですよ。」
ワケがわからない。
「焼いてるとうもろこしだって粒になってないだろ?」
「焼いてあれば粒じゃなくてもヘッチャラなんですよ。」
あー、もう意味が全然わかりません。
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