ガイガーカウンター

またもやイベントネタですが、人数が多いんで基本はスタンドプレイ。

メンバーから福島県の野菜を売りたいという内容のメールが送られてきた。
やっぱり風評被害ってのがひどいらしく、安全な野菜でも福島県産ってだけで売れないらしい。

まあ、企画自体はよさそうだが、安全って事が証明出来ないと売る事は難しくなってくると思う。

という事で更なるスタンドプレイで、放射能測定器ってのを借りられないか動いて見る事にした。

とりあえずネットで捜してみたが、レンタル出来る所はほぼ貸し出し中。

公的機関をあたってみる事にした。
ネットで読んだのだが青森のりんごも輸出国向けに放射能測定をしたらしい。
何か手がかりがあるかも知れないんで、まずは保健所。

趣旨を説明したがやっぱり保健所の管轄では無いらしい。
保健所の職員の個人的意見として聞いた内容は、ネットで貸し出し中だったところの情報であった。

次は市役所に行ってみたのだが、どこの課に行けばいいのかわからない。
入口に待機している案内の女性に聞くと、環境保全課で何かわかるかも知れないとの事。
環境保全課で問い合わせると色々調べてくれたのだが、やっぱりこのタイミングで調達するのは難しいらしい。
県の原子力関係の担当部署を教えてもらい、いったんルネスに出勤する事にした。

途中の大学病院前で知り合いの先生に遭遇。
ダメ元で聞いてみた。

「ガイガーカウンターね。弘前大学で持ってるはずだから聞いてみたらいいよ。」

ガイガーカウンター（放射能測定器の事）。田中くんが喜びそうな響きである。
ルネスに戻ってから調べてみたのだが、弘前大学のどこに問い合わせればいいのかわからなかったんで、知り合いの弘前大学の先生に聞いてみたら『被ばく医療プロフェッショナル育成プロジェクト』ってのを紹介してくれた。

場所を調べるとさっきの大学病院の近くらしい。
今日はチャリでの移動だったのだが、さすがに坂道ばっかりでしんどくなってきたので電話してみる事にした。

趣旨を説明すると意外に手応えあり。
確認して連絡してもらえる事になった。
20分ほどで電話をいただいたのだが、残念ながら放射能測定器は福島県にあるらしい。
継続して計っていくので貸し出しは難しいとの事。

さすがにアテが少なくなってきたんで、コネを見つけた方がいいかと考え出したのだが、その前に仕事もしなくてはならない。

エコリパブリック白神のプリンタを借りている時に軽く話をしたら、『だったらあの人に聞いたらいいですよ。えー、何だっけ？』

調べて（思い出して？）もらうのに1時間。
メモ紙には外人さんの名前が書いてあった。
エコリパの理事長に電話すると「たぶん大丈夫だよ」と軽い返事。

こんなに苦労したのに結局は仕事場にいるだけで済んでしまう内容だったらしい。
あとは野菜の輸送ルートを確保するだけ。
当日はなんでもかんでも計りましょう！

＊協力していただいたみなさま、ありがとうございました。
（またもオチなし）