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旧 今日の田中(仮名)
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今日は田中が久しぶりに出勤したが、まだ調子が悪そうだったので途中で帰した。

今回の話は田中が休んだ2日目の夜である。
休んでいる事を知らなかったけんちゃんは田中とメールをやり取りしている最中だった。
けんちゃんと飲む事になった私は隣で田中からのメールを読ませてもらった。
もちろん田中は私とけんちゃんが一緒にいる事はしらない。
下手に加工するよりそのままの方が面白そうなので、今回は全部携帯の画面の写真をみてもらいたい。

けんちゃんから田中へ1

田中からけんちゃんへ1

けんちゃんから田中へ2

田中からけんちゃんへ2

けんちゃんから田中へ3

田中からけんちゃんへ3

けんちゃんから田中へ4

田中からけんちゃんへ4

けんちゃんから田中へ5

田中からけんちゃんへ5

けんちゃんから田中へ6

田中からけんちゃんへ6

けんちゃんから田中へ7

田中からけんちゃんへ7


やっぱり私とするメールと他の人とするメールは違うのね。
私とメールする時は顔文字なんか1回も使った事ないのに。

それにしても風邪ひきなんだから早く寝ろよ!



うちのブログは携帯のランキングには反映されないんですが、一応押してくださいませ→ 

 

(PC&携帯)
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田中の休みは今日でとうとう3日連続になった。

朝一番で田中から届いたメールは

『昨日、病院に行ったら風邪でした。』

今回はいつもと違って頭痛だったので新種の田中ウィルスかも知れないが、
田中はやはり自分が風邪だったという事がわからなかったようだ。

たぶん今回も病院に行かなければ『謎の頭痛』だと思い続けているだろう。

そんな田中の休み中のネタを手に入れてしまった。
だが今日は私の体力が限界なので明日のブログまで待って欲しい。

今日も田中にアピールするために忙しかった事をアピールしておく。
入荷した商品が段ボール4箱、お店を閉めた時間が8時40分、ホームページを更新して帰ったのが夜10時30分。昼飯は食えなかったので家に帰ってから。



作業をしながら唐突に田中は言った。

「店長、ふと思ったんですけど高校の時は5000円の福袋ですごくヨカッタんですよ。去年は1万円の福袋でもっとヨカッタんですよ。」

「うん、それで?」

「と言う事はですよ。1万5千円出すともっとすごい福袋になるんですかね?」

田中は相変わらず前の話も何も関係ない事を話し出す。

いつもの私だったら『余計な事考えないで仕事しろ!』と言うのだが、確かに福袋を考える時期である。

今日は田中が休みだった。
作業をしているとダンボールに書かれた文字が目に入った。



やはり田中の頭の中は正月の福袋の事でいっぱいなのだろう。
雑賀じゃなくて雑貨だからな。

作業をしながら田中は言った。

「年末宝くじの季節ですねぇ〜」

「田中くん、当たったら貸してよ。」

「.....。」

少し間があったというか田中は答えられなかったようだった。


「ふ〜ん、田中くんは宝くじ当たっても貸してくれないんだ。」

「お金の貸し借りはよくないですよ。金の切れ目が縁の切れ目っていうじゃないですか。」


確かに間違った事は言っていない。
それが田中のポリシーなら仕方ないのだが、昨日の帰りのコンビニで、『ドラクエのおもちゃが欲しいからお金貸してもらえますか?』と聞こえたのは私の聞き間違いでしょうか?


ちょっと仕事が詰まっているので今日は田中情報で勘弁してください。

年末年始に田中はいつも行ってるカラオケ、ダーツ、ビリヤードのお店Azoneで助っ人としてバイトしてるはずです。
うちの店の仕事が終わってからなので、たぶん8時ちょっと過ぎからだと思います。鍛冶町に出かける前でも後でも寄ってみて下さい。
もちろんAzoneに遊びに行って田中指名で楽しむのもアリだと思います。

私のヨミでは正月の田中は限界まで達していると思いますので、年末がいいのではないかと思います。
ただし30日は新聞が忙しいはずなのでいないかも知れません。

うちの店以外で働いて(遊んで?)いる田中を見るのはとても楽しみです。

*12月15日の『今日の田中(仮名)』へのアクセスが過去最高の1381でした。
なぜ、この日に集中したかわかりませんがありがとうございました。



今回はとてもわかりにくいと思います。
前半は昨日の私の行動で後半はその翌日の田中と私の会話です。
うまくまとめる事が出来なくて申し訳ない。

*******************************

お店に入荷した商品で足りない物があったので、仕事が終わった後に私はコンビニに捜しに向かった。
2件、3件とコンビニを廻っても目的の商品が見つからない。
いつもは田中に頼んでいる仕事なので、売っていそうなコンビニを聞こうと電話してみたのだが田中は出ない。

捜すのを諦めた私はいつものビリヤード場へ向かった。
今日は大会が行われているはずである。
到着した時は準々決勝の試合で静まり返っていたので、携帯をマナーモードにして観戦したのだが、会場の雰囲気が私には全く合わない。

試合が終わるまでヒマつぶしにパチンコをする事にした。
久しぶりのパチンコで何回か当たったのだがあまり玉は増えない。
途中で携帯を見ると田中からメールが届いていた。
後で返信する事にしてパチンコを続けた。

相変わらず玉は増えない。
携帯をチェックすると今度は田中から着信があったようだ。
遅い時間だったので後でメールで済ませよう。

そのうちに玉はなくなったのでパチンコ屋を出てビリヤード場に戻った。
田中にメールを返してから少し遊んで自宅に帰った。

*******************************

今日、出勤した田中と仕事をしながら話をしていた。

「店長、昨日メールしても返信がなかなか来ないし、電話しても出なかったですけど忙しかったんですか?」

「いや、パチンコやってて気が付かなかった。」

「あっ、そうなんですか。あまりに連絡がないんで事故ったんじゃないかと思って心配でしたよ。」

「人を勝手に事故らすなよ。」

「怒らないで聞いて下さいね。」

「何?」

「昨日、雪が降ったから帰る途中に店長が事故って、ちょっと余裕があったから最後に自分に電話しようとしたんじゃないかと思ったんですよ。『田中くん、明日からお店が開けなくなるかも知れないけどゴメンね。』ってしゃべっている間に『ツー、ツー、ツー』ってなって自分が『店長?店長!店〜長!!』って叫んでいるシチュエーションを思い浮かべたんですよ。」

「何で最後に田中に電話しなきゃいけないんだよ!」

「店長からメールが届いた時は『な〜んだ』って思いましたよ。」


悪かったな!


今日は田中が『遊びに行きたい』という理由で休みだった。

みなさんご存知の通りボランティアスタッフの田中はよく休む。
基本的にうちの店の仕事は田中がいなくても何とかなるのだが、事前にわからないとお釣り銭を用意したり昼飯を用意したりする事が出来ないので、休む時は前もって申告させている。

「明後日の日曜日、休みます。」

「何で?」

「友達と遊ぶ約束したからです。」

「明後日は忙しくなるはずだからダメ!」

毎回、こんな感じで私はダメと言うのだが、結果的に田中は休む事になる。
今回もこの会話の後でガッカリしてる田中に私は言った。

「今までに田中が休みたいと言って休ませなかった事はないじゃん。」

そして今日、11時に店を開けた私は仕事を始めていた。
2階のストーブの灯油を足していた時だった。
お店の入り口が開く音がした。

「おはようございます。」

田中の声だった。友達と一緒に買い物にでも来たのだろうか?
濡れ雪で全身ズブ濡れの田中が2階に上がって来た。

「田中くん、おはよう。どうしたの?」

「おはようございます。『どうしたの?』って仕事に来たんですよ。」

「今日は休むんじゃなかったの?」

「えっ、この前言った時に休んじゃダメって言ったじゃないですか。」

「今までに田中が休みたいと言って休ませなかった事はないって言ったろ。」

しばらくうなだれて悩んだ田中は言った。




「自分で記憶を作ってるんだか、本当に言われたんだかわからないですけど、そうやって言われたような気がしてきました。」

その後すぐに田中は言葉を続けた。

「でも店長、いつも休みの前の日は帰る時に『明日、楽しんでね〜』とか言ってくれるじゃないですか!」

私には全く記憶がないのだが、田中がそうやって言うんだったらそうなんだろう。
だが私が絶対に言わなきゃならない言葉ではない。

田中はせっかく来たんだから何か手伝って行くと言い、1時くらいまで作業をして帰った。

仕事中の会話で田中は何度か言っていた。

「店長が昨日の帰る時に『明日、楽しんでね〜』って言ってくれれば....。」


絶対、言わないようにしようっと(笑)


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うちの店にはFAXが毎日のように流れてくる。
それを私が一カ所にまとめておくのだが、2週に1度くらい注文を出す。

ものすごく種類が多いので全部を頼んでいるわけにはいかない。
大量のFAXのため先に田中が選別する。

『絶対、注文しないと思う商品』

『毎回頼んでいるシリーズの商品』

『これは売れる!と思った商品』


もちろん田中の独断である。
選んでいる時の田中はうるさい。

「おやっ、これはいいですねぇ〜」

「あっ、これ出るんですか!」

など、私もいちいち反応しているとキリがないので放置しておくのだが、一人で勝手にしゃべり続けている。

選別が終わったらしく田中がFAXを持ってきた。

『毎回頼んでいるシリーズの商品』と『これは売れる!と思った商品』は発注もすぐに終わった。

『絶対、注文しないと思う商品』のFAXに目を通している時であった。
なぜか毎回頼んでいるはずのメーカーのFAXが混ざっていた。
しかも売れ筋である。

「田中くん、何で○○(メーカー名)のFAXが注文しないに入ってるんだ?」


「あっ、私、字ばっかりのFAXダメなんですよ。」


こんな理由で田中が『注文しない』に混ぜたFAXには、田中がいつも買っているオモチャも含まれている。

私が『セイントセイヤの○○出るよ』と言うと、『あら!!ついに出るんですか!?欲しいですね!!』と反応するのに、自分で読むのはダメらしい。

自分で買ってるくらいなので読めない漢字ではない。

いくらオモチャ好きの田中でも、字だけのFAXの場合は読む前に体が拒否反応を起こすらしい。




田中は今日がテストだったらしく、昨日の仕事が終わった後も『今日は早く帰って勉強します』と言っていた。

学校が終わって出勤した田中は、お店にいたYちゃん、Mちゃんに言った。

「昨日は2時まで勉強しました!!」

確かに田中は眠そうで晩飯をおごると言っても『今日はやめておきます』と言っていた。

Yちゃん、Mちゃんが帰った後、唐突に田中は言った。

「店長!今日は○○倉庫行かないんですか?」

「えっ、さっき晩飯も行かないって言ってたじゃない。」

「いや、今日は行かないですよ。」


しばらく間があって田中は勝手にしゃべりだした。


「昨日ですね。リオデカーニバル(田中のやってパチスロ)のゲームやってて気が付いたんですけど....(以下ゲームのやり方についての話が続く)」

田中の話が一通り終わってから私は聞いた。

「田中くん、昨日勉強してたって言わなかった?いつゲームやったの?」

「昨日ですよ。」

「何時間くらいやったの?」

「2時間くらいです。でもちゃんと勉強もしましたよ。」

「勉強してゲームやらなかったらもっと早く寝れたじゃん!」

「いや、勉強する前にゲームしました。」

「その時間もあったらもっと勉強出来たのに。」


「息抜きです。」


勉強を始める前に息抜きするヤツがあるか!!


田中が出勤する前だった。

私が棚から商品を捜していると妙な場所から商品が出て来た。



棚の隙間から落ちたのかな?と思ったのだが、新入荷の商品なのでその棚には上げていない。

出勤した田中に聞いた。

「田中くん、その棚の後ろに商品があるけど、もしかして田中くん置いたの?」

「およ!何でわかったんですか?今までバレた事なかったのに。」

やはり田中の仕業であった。

「そんな事したら他のお客さんに売れなくなるだろうが!」

「大丈夫ですよ。ちゃんと自分が買います。」

「先に捜しに来たお客さんが買えなくなるだろ!」

「ちゃんと在庫のあるヤツを抜いてます。」

このへんは田中なりに気を使っているらしい。

だが、その棚にはなぜかやたらと1個だけ上がっている商品が多く、私は田中が隠しておいて忘れた商品じゃないかと思っている。



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