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旧 今日の田中(仮名)
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その日はあまり肩が凝っていないようだったが、とりあえず田中に肩をもませた。
前にも書いたと思うが田中は肩もみがうまいので、ついついお願いしてしまう。
個人的にはマッサージ関係に就職したらいいのになあと思っている。

「田中くん、今日はそんなに凝ってないだろ?」

「おっ、今日は動きがいいですね。」

「何の?」

「自分の手です。」

「....。」

本当に疲れている時には呼びたくないマッサージ師になりそうである。
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ある日、出勤したらA4サイズくらいの白紙が落ちていた。
『何だろうな?』と思い拾い上げると、それは何も書いていないFAX用紙だった。

・・・・・・・・・・・・・・
私は昨日の事を思い出していた。
運送会社に出かけていた時に田中から電話がかかってきた。
「FAXの紙が無くなりました!用紙ってどこにありましたっけ?」
「パソコンの机の下にあるよ。」
「はい、わかりました!!」

田中はFAXが大の苦手である。送信する時に紙を詰まらせてしまうのである。
何度やっても出来ないのでFAXの送信は私の仕事である。
ただし今回のように私の外出中に用紙が切れた時のために変え方は教えてあった。
失敗しながらも2,3回は交換しているので今回は大丈夫だろう。

店に戻った私は田中に聞いた。
「FAX大丈夫だった?」
「はい!何とか大丈夫です。」

FAX付きの電話を見るとちゃんとセットされているようである。
苦手な事もちゃんとこなせる田中に成長を感じた。
・・・・・・・・・・・・・・

以上が昨日の事だ。
だとするとこの落ちていた白紙のFAX用紙は何だろう?
私はFAX付き電話にセットした用紙を確認してみた。
「やられた!」
見事に表と裏が逆である。
さすがに見た目だけでは気づかなかった。

ちなみにFAX用紙をセットする場所には、誰でも間違いなくセット出来るように下のような絵が書いてあるが、田中は電話機メーカーさんでも想定外だったようだ。



その後、私は心当たりのあるメーカーや問屋さんに電話した。
「今日のお昼ころまでにFAX流しました?」
「いや、流していないみたいですね?どうしました。」

10数年もお店をやっているのに『FAX用紙の表裏を間違ってセットしちゃって』なんて言うのはとても恥ずかしかったぞ!田中!!
田中をいじめていた。
私「焼き肉やるから早く帰るなんてスタッフじゃない!」

田中「それは言いっこなしですよ。あれは危篤なんですよ。」

私「誰が?」

田中「自分です。」

あいかわらずバカな事を言う男である。

私「ほー、危篤だったのか?」

田中は私の反応をみて間違った使い方だったのに気づいたらしい。

田中「危篤じゃなくて忌引きでした。」

私「誰の?」

田中「自分です。」

さすがに返す言葉もなかったのだが、少しずつ探りを入れていくと田中の中で『危篤』とは重い病気の事、『忌引き』とは重い病気で帰る事らしい。

たぶん友達が『危篤』や『忌引き』で帰った事があるのだろう。こういう時は先生もこっそりと話すし、友達も笑顔で帰る事はないと思う。
それを田中が『どうしたの?帰るの?』と聞き、友達は『危篤で帰る』と言葉少なに帰ったので、『普通の病気ではなく重い病気で帰るんだな』と思ったのではないだろうか?

このコーナーを読んでいる人はご存じだが田中は新聞少年である。
『忌引』というのは見た事があるのではないかという疑問があったのだが、少し考えたら解決した。考えられるのはただ一つ、田中は『忌引』というのを読めない、もしくは違う読み方をしていると考えるとすべて納得できる。

今回ばかりは田中に本当の意味を教えてやったら「いやー、あぶないですね!!それはシャレになってないですよ。」と笑っていた。 
田中、本当にわかってんのか?
先日、こちらで公開した田中の血の写真を見て、元スタッフHちゃんも血の写真を撮ってみた。だがその日は田中がテスト勉強で休みのため、二人の血の写真を比べる事は出来ずに終わった。

翌日、田中が出勤してきた。

「昨日、Hちゃんも血の写真を撮ってさぁ〜....。」
私はここまで言ってから、Hちゃんに『血の結果は田中くんに内緒にしていて下さいよ』と言われていたのを思い出した。
「教えちゃダメなんだった。」と話すと田中は言った。

「女性の方の血を見るのは失礼ですからね」

そうなのか?多少ドロドロしていてもお前の血よりはいいと思うぞ。
ちなみにHちゃんが血の写真を撮りに行った時に田中の話になったらしいが、お店の人が「若いけれど強烈な人」と田中の事を言っていたそうだ(笑)
先日の早退に続いて田中は休みをとった。理由はテスト勉強のため。
とても喜ばしい事である。

このコーナーを読んでいただいてる皆様は『テスト勉強なんて言ってるけど、どうせやらないんだろ』と思っているかもしれない。
どのくらい本気かというと、たまたま遊びに来てたHちゃんが『田中くん、今日来ないの?』というメールを送っても、『テスト勉強のため今日は学校で勉強しています。』と送り返すくらい本気らしい。

何でもこのテストの成績で席替えをするらしく、成績が悪ければ教壇に近い前の席になるそうである。
結果は後日このページでお伝えする予定である。
田中の眉に傷があるのを発見した。

「田中、その傷どうしたの?」

「実は幼稚園の時に他の幼稚園の子がいじめにあってるのを見て『やめろよ!』って、助けに入ったら5人がかりでやられました。」

最初の答えはこんな大ウソだった。
「本当は何だ?」と聞くと「笑わないでくださいよ」と念を押された。
その傷の秘密は期待通りの物だった。
読みにくいと思うが、ほとんど田中の言った通りに書いてみる。

「幼稚園の時に『起立』『礼』『おはようございます』ってやってたんですよ。でっ、おはようございますって頭を下げたら前の人の椅子に頭を『ゴンッ』ってぶつけて、そのまま血だらけになって救急車で運ばれたんですよ。気がつくと病院にいて『ここ、どこ?』と聞くと『○○くん、頭ぶつけて気絶して病院に運ばれたんだよ。』と言われました。幼稚園の頃の記憶って全然ないんですけどそれだけは覚えています。」

これを笑うなって言ったって無理だろ。
朝から大爆笑させてもらった。
今日、田中は自宅で焼き肉のために早く帰った。
いつもの事なのでこれは別にいいのだが、

「自分がいなくても大丈夫ですか?」

と帰る前にしつこく聞いてきた。
この場合の私の返事がなんであれ、田中は確実に焼き肉を食いに帰る。
注・・今回の話には政治や人種的に深い意味はありません。

今日、大型のダンプがかなり大きな土管のような物を積んでいた。

「田中、あれで中国に向けたミサイルを発射するんだぜ!」

さすがに田中にも嘘だとわかったようだったが、続けて出て来た田中の言葉で話がおかしくなってきた。

「でも本当に日朝関係が悪いんでリアルですね。」

「うん?中国だって言ったよな?」

「はい、だから日朝関係ですよね?」

もうすでに意味が通じているようで通じていない。

「日本と中国の関係は日中関係だろ。日本と朝鮮の関係が日朝関係、日本と韓国の関係は日韓関係だぞ!わかってるよな?」

「あー、そうなんですか!日朝関係って日本と中国の関係だと思っていました。」

「じゃあ、日本と韓国の関係は?」

「日朝関係ですよね?」

もうすでに書いていてもわからなくなってくるのだが、田中の頭の中では日朝と日韓の朝と韓という漢字が似ているのでゴチャゴチャになるらしい。

すみません。ワケがわからなすぎてまとめきれません。
気になる方は直接田中に聞いてください。

先日、田中は屋根裏部屋さんから出演料として大量のうまい棒をもらい大喜びしていた。

たとえ腹が減っていても『メシを食う金があったらオモチャを買った方がいい』という田中にはベストな出演料だと思う。
だが、あまり田中がうまい棒を食っている姿を見かけないので、家に持って帰って食べているのかな?と思っていた。

ある日の午前中、私が出勤するとレジの影から大量のうまい棒の袋が見つかった。



そういえば昨日は、私が通販の仕事を2階でしている時に『店に商品を出して来ます!』と言った田中の手に、商品とそれを入れる透明な袋の他に何かを抱えていたような気がする。

2階のゴミ箱ものぞいてみた。案の定うまい棒の空き袋が入っている。



どうやら私が見ていない時にこっそり食っているようだ。

隣の田中部屋にいるはずの田中を呼んだ。返事がなくしばらくしてから「何ですか?」とやって来た。今も食っていたに違いない。
話が終わって隣の部屋に戻った直後の田中を呼んだ。
またうまい棒を食っていたようだが、呼ばれる事を予期していなかったようでおもいっきりムセていた(笑)
仕事帰りにみんなで遊んでいたが、途中で田中が「帰ります」と言い出した。

「えー、なんで?まだ早いよ。」

「いやー、明日、学校の行事で青森に行くんで集合が早いんですよ。」

どうやら田中の学校の2年生が青森で就職のガイダンスを受けるらしい。
更に田中は話を続けた。

「それに明日の昼めし代もダーツに使い込んじゃって、もうお金ないですよ。」

「じゃあ、田中君は明日昼飯食べないの?」

「先生に借りようと思ってます。」

昼飯は青森市内の食べ放題の店に行くようである。

「それでも、まだ早いじゃないの?」

「いろいろやる事があるんですよ。おやつも買わなきゃいけないし。」

「おやつを買うお金はあるんだ?」

「500円までって決められてるんで、それだけは残してあります。」

こうして田中は帰ったのだが、田中は19歳の専門学校生である。
普通は19歳の人間におやつの限度額を決めるだろうか?

私の予想では田中が『おやつはいくらまで持っていっていいんですか?』と質問し、先生は(バカな事を言い出すヤツだな)と思いながら面倒になって『500円まで!』と答えたのではないかと思う。

クラス全員のおやつ限度額が500円なのか、田中だけ500円と決められたのか真相が気になる。
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