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旧 今日の田中(仮名)
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田中の就職が内定しました!



とにかくめでたい!よくやった!!
ビリヤード場で履歴書を書いていた時にはどうなる事かと思っていました。
志望動機の内容もあまりのヒドさに『絶対うからないな』と思っていました。
結局、私が考えた志望動機を丸写ししたと聞いた時には『いいのか?それで』と思っていました。

思えば就職試験のために色々とありましたが一つだけ書き忘れてました。
私が志望動機を考えているのに田中は『大富豪』をやっていました。



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わかりにくいが写真はラジコンである。

車の形をしているのだが左右独立してタイヤが回るため、コマのようにクルクル廻す事が出来る。

田中はラジコンが初めてだと言いながらもしばらくすると器用に動かせるようになった。
前に仲間内でムシキングをやりに行った時も田中だけは全ステージをクリアする事が出来た。

『精神年齢が子供だからうまいんだ』と思いつつも田中に負けるのはとても悔しい。



写真はガロという特撮ヒーローの新作フィギュアである。
左側がガロ、砂時計が魔戒刻(マドウコク)、馬が轟天(ゴウテン)という名前だ。
7140円とちょっと高いのだが、ガロが好きな人にはたまらないアイテムである。
青森県では放映されなかったのだが私も田中もラッキーな事に全話観る事が出来た。

特に田中は今まで出た関連アイテムは全て持っている。
今回も買うのかなと思っていたのだが、どうやら予算オーバーらしい。
そこで田中は考えたようだ。


「自分は轟天が欲しいんですけど、誰かガロと魔戒刻を買う人いないですかね?」

「田中は轟天をいくらで買うんだ?」

「4000円だったら買います!!」

私も嫌いではないのだが、3140円でガロと魔戒刻を買う気にはなれない。


「消費税分くらいはまけてやるから頑張りな。」

そこで話は一旦終わりになった。


間もなく顔なじみのお客さんが御来店された。
普段は消極的な田中がなぜかはりきって接客に向かった。


「お客様、ラッキーですね!!このガロのセットを今だったらガロと魔戒刻のセットで2800円でお買い求めになれますよ!」


やっぱりバカだ...。そんな事をお客さんに言い出すなんて思ってもいなかった。


だが、待てよ....。

[どうやら良く知っているお客さんにしか話しかけていないみたいだし、売れたら売れたでラッキーだよな。うちはデパートじゃないんだし、こんなのもアリだな。]
私は考え直して田中を放置する事にした。

接客しているうちに魔戒刻(砂時計)は1分39秒を計る事が出来るとわかった。
番組の設定では99.9秒なので、ほぼ一緒である。

「買う!」

私が800円で買う事になった。

こうして何人かのお客さんにチャレンジしているうちにとうとう2000円でガロを買ってくれる人が見つかった。
田中はさっそくパッケージを開けてそのお客さんにガロを渡し、私にも魔戒刻をよこして800円を持っていった。

『田中も喜んで持って行くんだろうな』と思いながら見ていると、なぜか田中はパッケージから出された轟天を再び棚に上げた。





「田中、どうしたの?」


「自分、お金ないんで明日買います。」


金持ってないのにバラして買う話を持ちかけるな!
お金を払ってないからって中途半端な商品を店に戻すな!!



*翌日、田中はちゃんとお金を持ってきました。前のスヌーピーの時みたいに店にはありません。
昨日、私は田中にフォトショップの使い方を教えていた。
ご存知かとは思うが画像編集ソフトである。
ホームページの作成には不可欠だ。

使い方を覚えれば私の仕事が楽になるし、商品の写真を撮影しているのは田中だから撮影の仕方も変わるかも知れない。
田中は1つの商品につき10枚くらいの写真を写すのだが、美しさを求めているわけではない。やり直しが嫌なので『ヘタな鉄砲も数うちゃ当たるかな』と思って撮影している事を本人も認めている。

無謀かも知れないと思いつつも教えていくと、案外スムーズに作業している。

『これはいけるかもしれない!!』と思っていると田中は言った。

「いやあ、自分でやると店長の大変さがわかりました。」

わかってくれたか!お前の写真から選ぶのは大変なんだよ。
それがわかっただけでも収穫である。

まずは繰り返し作業して覚えさせないとならない。
もう一度撮影から画像編集まで一から始めさせる事にした。
作業しながら話をする余裕もあるようだ。

「店長が写真を作る時に肩がこるっていうのがわかってきました。」

「そうだろ。大変なんだぞ!」

作業を続けて約10分。ようやく終わったようだ。

「出来ました!」

「何枚、作ったの?」


「はい!自分の作品は5枚です。」


俺のは写真でお前のは作品かよ!!


前にも何度か書いているがお店の中には音声が聞こえる防犯カメラが設置されている。しつこいようだが1階のお店からの音は聞こえるがモニターが置いてある2階からの音は聞こえない。

お店にお客さんがいない時には二人とも2階で作業している事もあるのだが、パシリは田中のメインの仕事だ。
時々、田中にジュースを買いに行かせてる。
お金はもちろん私が出している。

幸いな事にお店を出てすぐの場所に自動販売機があるのだが、田中は時々何を買うのか聞かないで出ていってしまう。

そんな時、田中は1階の防犯カメラから私に聞く。

「店長、何飲みますか?」

当然だが私の声は聞こえないので階段の下までやってくるはずだ。
私が作業している場所から階段の下は見えないのだが、いると信じて階段の下に向かって叫ぶ。

「コーヒー」

返事がない。
聞こえないのかなあと思い2度3度と叫ぶ。
やはり田中の返事はない。

仕方がないので階段の方まで行って叫ぶとモニターから田中の声がした。

「コーヒーですね。」


聞こえてんだったら階段の下で返事しろ!
何でカメラの前まで行って返事するんだ!
一人でしゃべってる自分が恥ずかしくなるだろうが!!




今日、お店に郵便局から伝票が届いたのだが、たったの20部だったので文句を言っていた。話に矛盾があるのだが、そのまま内容を書いてみる。

「前に伝票が変わった時に捨てちゃったくせに、これだけしかくれないんだぞ。」

「まったくです!税金のムダ使いです!」

「田中君は税金払ってるの?」

「はい、もちろんです。新聞配達の給料をもらう時に労働税を取られてます!」

「労働税?」

「給料もらう時にお父さんもお母さんも取られてるんじゃないですか?」


もちろん所得税の事だと思うが話をそのまま進めた。


「田中は労働税にいくら取られてるの?」

「わかりません。」

「給料はいくらだ?」

「今月はちょっと多くて2万7千円です。」

「じゃあ労働税で1万3千円取られてるよ。」


説明しなくてもわかると思うが、もちろんウソである。


「えー!1万3千円もですか!!」

「田中くん、首相になって法律変えてよ。」

「はい、○○(田中が就職試験を受けた車のディーラー)で修行して首相になります!!」

修行にならねえだろ(笑)


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