旧 今日の田中(仮名)
前に書いたように、昨日から宿題を片付けるため田中は早めに帰っている。
お店に宿題のプリントを持ってきた時に聞いたのだが、30数枚のプリント用紙が宿題にあるらしい。
「田中くん、昨日は家に帰ってから何枚プリントやった?」
「はい!昨日は2枚終わりました。」
学校は明後日からなのにこんなペースでいいのだろうか?
お店で宿題をやった時は2枚で2時間かかっていた。
「それだけしかやらなかったのか!?」
「だって、今日は朝刊の配達があるから早めに寝なきゃならなかったんですよ。」
確かに土曜は朝刊の日だった。早めに寝なきゃいけないだろう。
しばらくして昨夜のドラマの話題をしていた時に気がついた。
「田中くん、さっき新聞配達があるから早く寝たって言ったけど、10時からのドラマは見たんだ?」
「いや、それは△○□....。」
田中は意味のわからない事を言って話をごまかした。
まあ終わった事は仕方ない。
今日も田中は宿題のため4時で仕事を終わって帰った。
私は仕事が終わったらスノーボードに行く。
スキー場に行く途中には田中の家があるのだが、なぜかそこで田中も乗って行く予定になっている。
やはり息抜きらしい。
後で苦しむ田中が楽しみである。
お店に宿題のプリントを持ってきた時に聞いたのだが、30数枚のプリント用紙が宿題にあるらしい。
「田中くん、昨日は家に帰ってから何枚プリントやった?」
「はい!昨日は2枚終わりました。」
学校は明後日からなのにこんなペースでいいのだろうか?
お店で宿題をやった時は2枚で2時間かかっていた。
「それだけしかやらなかったのか!?」
「だって、今日は朝刊の配達があるから早めに寝なきゃならなかったんですよ。」
確かに土曜は朝刊の日だった。早めに寝なきゃいけないだろう。
しばらくして昨夜のドラマの話題をしていた時に気がついた。
「田中くん、さっき新聞配達があるから早く寝たって言ったけど、10時からのドラマは見たんだ?」
「いや、それは△○□....。」
田中は意味のわからない事を言って話をごまかした。
まあ終わった事は仕方ない。
今日も田中は宿題のため4時で仕事を終わって帰った。
私は仕事が終わったらスノーボードに行く。
スキー場に行く途中には田中の家があるのだが、なぜかそこで田中も乗って行く予定になっている。
やはり息抜きらしい。
後で苦しむ田中が楽しみである。
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田中はお婆さんからマクドナルドを買って来るように頼まれていたそうだ。
千円を渡されて2個買ってくるように頼まれたらしい。
お釣りは田中にくれるそうだ。
しばらく仕事をした後に肩もみをお願いしていたら田中の腹の音が鳴った。
私は出かける用事があったのでついでに昼飯を買って来る事にした。
「田中くんにも何か買ってくればいい?」
「じゃあ、お婆さんに買っていくやつでチーズバーガーも2個買って来てもらえますか?」
「田中くんは適当でいいの?」
「はい。」
お婆さんから千円預かって200円で済ますのだから、田中は800円をもらう事になる。朝一番で250円のオモチャを買っていたがそれでも残りは550円。
せめてもう少し高いハンバーガーにすればいいのにと思いながらも、私は言われた通りチーズバーガーを2個と私と田中が食べる分で4個買って店に戻った。
「はい、これがチーズバーガー2個で田中くんが食う方はこっちから選びな。」
「ありがとうございます。」
そう言って田中はお婆さんの分の他に2個を選んだ。
だが私に渡したのは200円。
「あれ?田中くんのハンバーガーのお金は?」
そう言うと田中はハンバーガーを袋に戻そうとした。
ここまで来るとセコいという感想より、オモチャにかける情熱に感心してしまった。
結局、田中はハンバーガーを2個食った。
もちろん自分の食う分のお金は払ってない。
田中はまだ冬休み中であるが明日からは新聞配達の時間までの出勤となる。
理由は宿題をやるから。
正当な理由であるから喜んで認めてやったのだが何か違和感を感じた。
それが何なのか田中が新聞配達に出かけている間に思い出した。
前に田中は宿題をコツコツやるタイプだと言っていた。
(12月27日参照)
あの話は一体どうなったんだ!?
その事について新聞配達から戻って来た田中に聞いた。
「ああ、あの話ですか。毎日コツコツやるどころか宿題をどこに置いたかさえわからなくなりました。」
田中は笑ってごまかそうとしていたが、このままでは国家試験が危ういと感じた私は課題を与えた。
「今日、帰ったら宿題を捜して明日持って来い!」
「えー、今日からやるんですか?今日はゆっくり休んで明日から始めようと思っていたんですけど。」
今までずーっと休んでたから言ってるんだろーが!!
理由は宿題をやるから。
正当な理由であるから喜んで認めてやったのだが何か違和感を感じた。
それが何なのか田中が新聞配達に出かけている間に思い出した。
前に田中は宿題をコツコツやるタイプだと言っていた。
(12月27日参照)
あの話は一体どうなったんだ!?
その事について新聞配達から戻って来た田中に聞いた。
「ああ、あの話ですか。毎日コツコツやるどころか宿題をどこに置いたかさえわからなくなりました。」
田中は笑ってごまかそうとしていたが、このままでは国家試験が危ういと感じた私は課題を与えた。
「今日、帰ったら宿題を捜して明日持って来い!」
「えー、今日からやるんですか?今日はゆっくり休んで明日から始めようと思っていたんですけど。」
今までずーっと休んでたから言ってるんだろーが!!
1月いっぱいで田中のアルバイトが終わる事を知った何人かの方から、贈り物をしたいと申し出があった。
「田中くんって何が欲しいの?」
何だかんだで現金が一番だと思うのだが、さすがにそれはマズいので「東京に行く時に餞別として渡したら?」と答えている。
直接、本人に聞いてみた。
「田中君に贈り物したいって言われたんだけど何か欲しい物ある?」
「いやいや、そんなのいいですよ。」
「やっぱり、田中くんはそう言うよな。東京に行く時に餞別に渡してくれって言っておいたから。」
「いや、そんなのいいですよ。ところで餞別って何ですか?」
今まで餞別をもらった事がないらしい。もしくはもらっても忘れているようだ。
「お小遣いを上げるから代わりにお土産を買って来てっていうのが餞別だ。」
私は田中にもわかるように答えたつもりだった。
「えー、お土産考えるの大変だし、悪いんでいいですよ。」
確かに田中は相当悩むに違いない。
「じゃあ、餞別を私が預かって田中にメシを奢るんだったらどうだ?」
「あー!それだったらいいですね!!」
同じ事だと思うんだけどな。
私の財布から出るんだったら遠慮なくたかる事が出来るらしい。
「田中くんって何が欲しいの?」
何だかんだで現金が一番だと思うのだが、さすがにそれはマズいので「東京に行く時に餞別として渡したら?」と答えている。
直接、本人に聞いてみた。
「田中君に贈り物したいって言われたんだけど何か欲しい物ある?」
「いやいや、そんなのいいですよ。」
「やっぱり、田中くんはそう言うよな。東京に行く時に餞別に渡してくれって言っておいたから。」
「いや、そんなのいいですよ。ところで餞別って何ですか?」
今まで餞別をもらった事がないらしい。もしくはもらっても忘れているようだ。
「お小遣いを上げるから代わりにお土産を買って来てっていうのが餞別だ。」
私は田中にもわかるように答えたつもりだった。
「えー、お土産考えるの大変だし、悪いんでいいですよ。」
確かに田中は相当悩むに違いない。
「じゃあ、餞別を私が預かって田中にメシを奢るんだったらどうだ?」
「あー!それだったらいいですね!!」
同じ事だと思うんだけどな。
私の財布から出るんだったら遠慮なくたかる事が出来るらしい。
私の風邪がまだ治らない。
今日は病院に行ったのだが身体がダルいため早めに帰る事にした。
心優しい田中くんはお店の外のガチャガチャの器械やゴミ箱をしまって、車のエンジンもかけておいてくれると言う。
今日は雪も積もってきてかなり気温が下がっているようだ。
この時期には車の暖気運転は必要不可欠である。
今日の田中はとてもありがたい。
お店の閉店作業も終わり車へ向かった時だった。
「店長!すみません。車のエンジンかけるの忘れました。」
そう言って田中はポケットから私の車のカギを出した。
こんな寒い時に忘れやがって!
まあ忘れてしまった事は仕方ない。
私は車のエンジンが暖まるのを待っていた。
田中も駐車場の出口で私の車が動きだすのを待っていたようだった。
すぐにはエンジンも暖まるわけがないのでメールを送った。
『まだ走る事が出来ません。先に帰っていいよ。』
メールを見た田中は私の車までやってきた。
「私も付き合いますよ。」
今日の田中はとても優しい。
マイナス1度の車内でエンジンが暖まるのを待っていると田中が言った。
「店長、ところで何で走れないんですか?」
お前がエンジンかけわすれたからだろうが!!
今日は病院に行ったのだが身体がダルいため早めに帰る事にした。
心優しい田中くんはお店の外のガチャガチャの器械やゴミ箱をしまって、車のエンジンもかけておいてくれると言う。
今日は雪も積もってきてかなり気温が下がっているようだ。
この時期には車の暖気運転は必要不可欠である。
今日の田中はとてもありがたい。
お店の閉店作業も終わり車へ向かった時だった。
「店長!すみません。車のエンジンかけるの忘れました。」
そう言って田中はポケットから私の車のカギを出した。
こんな寒い時に忘れやがって!
まあ忘れてしまった事は仕方ない。
私は車のエンジンが暖まるのを待っていた。
田中も駐車場の出口で私の車が動きだすのを待っていたようだった。
すぐにはエンジンも暖まるわけがないのでメールを送った。
『まだ走る事が出来ません。先に帰っていいよ。』
メールを見た田中は私の車までやってきた。
「私も付き合いますよ。」
今日の田中はとても優しい。
マイナス1度の車内でエンジンが暖まるのを待っていると田中が言った。
「店長、ところで何で走れないんですか?」
お前がエンジンかけわすれたからだろうが!!
昨日は田中が休みであった。
成人式である。
昨夜は私も仕事が終わってから出歩いていた。
いつものビリヤード場は飲屋街の入り口にあるので、これからの予定を決めている連中や待ち合わせしてる新成人でにぎやかであった。
『田中と同じ歳の連中かぁ〜』と思って見ていると、見方も多少変わってくる。
田中と違って今風の若者って言葉が似合いそうな連中が多い。
成人式で久しぶりにあった仲間ともう少し遊びたいのだろうが、入れるお店がないのだろう。かなりの人数がお店の入り口でたむろしている。
集団なのでちょっと邪魔である。
田中だったらこんな時、「お店の迷惑になるからもうちょっと端に寄ろうぜ。」なんて言うような気がする。
意外に田中は二十歳としては常識があるのでは?とそんな気がしてきた。
しばらくすると田中もビリヤード場に現れたのだが、ある程度の時間になると『明日、遅刻しちゃいますから』と言って帰っていった。
やはりちょっと大人の自覚があるのだろうか。
明日になって出勤したらちゃんとお祝いしてやろう。
そして今日、田中は私より早く出勤していた。
『やっぱり大人じゃん!!』
朝の一服タイムも今日は喜んでココアを奢ってやった。
ココアを飲みながら田中は言った。
「あの、店長。今日は友達と遊びに行きたいんで3時で早退させて下さい。」
少しでも大人だと思った私がバカだった。
でも、昨日の連中と比べると仕事は出来なそうだが、笑わせてくれるからヨシとするか。
成人おめでとう。
成人式である。
昨夜は私も仕事が終わってから出歩いていた。
いつものビリヤード場は飲屋街の入り口にあるので、これからの予定を決めている連中や待ち合わせしてる新成人でにぎやかであった。
『田中と同じ歳の連中かぁ〜』と思って見ていると、見方も多少変わってくる。
田中と違って今風の若者って言葉が似合いそうな連中が多い。
成人式で久しぶりにあった仲間ともう少し遊びたいのだろうが、入れるお店がないのだろう。かなりの人数がお店の入り口でたむろしている。
集団なのでちょっと邪魔である。
田中だったらこんな時、「お店の迷惑になるからもうちょっと端に寄ろうぜ。」なんて言うような気がする。
意外に田中は二十歳としては常識があるのでは?とそんな気がしてきた。
しばらくすると田中もビリヤード場に現れたのだが、ある程度の時間になると『明日、遅刻しちゃいますから』と言って帰っていった。
やはりちょっと大人の自覚があるのだろうか。
明日になって出勤したらちゃんとお祝いしてやろう。
そして今日、田中は私より早く出勤していた。
『やっぱり大人じゃん!!』
朝の一服タイムも今日は喜んでココアを奢ってやった。
ココアを飲みながら田中は言った。
「あの、店長。今日は友達と遊びに行きたいんで3時で早退させて下さい。」
少しでも大人だと思った私がバカだった。
でも、昨日の連中と比べると仕事は出来なそうだが、笑わせてくれるからヨシとするか。
成人おめでとう。
昨日は不覚にも田中ウイルスにやられてダウンしてしまった。
とりあえず書きかけだった物をアップ。
1月4日はいつも遊びに行ってるビリヤード場の店長K沼氏の誕生日だった。
12月の半ばくらいまでは覚えていたのだが、そのまま年末になってしまったのでプレゼントを用意するの忘れていた。
12人分の予算を預かっているので、プレゼント選びも責任重大である。
私は年始も仕事で出歩く事が出来ないし地元じゃない人たちも多いので、無謀だと思いつつもプレゼント選びは田中にまかせる事になった。
プレゼント選びの参考になればと思い若干の情報を与えたが、買いに行くのは田中一人である。
しばらくして戻ってきた田中は何かの袋とピーマンを持っていた。
ピーマンはキライな物として教えたのだが、田中が渡すんだったら冗談として許されるだろう。
そのままビリヤード場へ向かった。
プレゼントを渡すとピーマンの他の一つは時計であった。
間違いなく似合いそうとかで選んだのではなく、自分で欲しい物として買っているように思える。
問題はピーマンである。
田中の作戦では、いつもイジメられて(カワイがられて?)いるので、キライなピーマンを渡しておいて、
『へぇ〜、せっかく選んだ誕生日のプレゼントを食べれないんですか!』
私が田中にやるような作戦だったらしい。
だが、やはりいつも策略にはまっている田中の作戦がうまくいく訳もなくK沼氏の逆襲が始まった。
「せっかくだから田中くんも一緒に食べようよ。」
「いや、自分は....。」
「まさか、田中くんは自分のキライな物をプレゼントしたりする訳ないよね?」
「もちろん、そんな事する訳ないじゃないですか!」
田中もピーマンは大キライであるが、お互い相手の苦しむ姿を見たいがために二人は生でピーマンを食べ始めた。
バカだ...。
ピーマンが苦手じゃなくても生で丸ごとは食わないだろう。
その後、田中はピーマンジュースまで飲まされていた。
翌日になって出勤した田中は言った。
「あの後、家に帰ってからも口の中がピーマン臭くて大変でしたよ。でも今日、起きたら身体の調子がいいんですよね。」
よかったじゃん!!
*実はこの時のピーマンの恨みが、その後も尾を引く事になります。
まあ、そのうちに。
とりあえず書きかけだった物をアップ。
1月4日はいつも遊びに行ってるビリヤード場の店長K沼氏の誕生日だった。
12月の半ばくらいまでは覚えていたのだが、そのまま年末になってしまったのでプレゼントを用意するの忘れていた。
12人分の予算を預かっているので、プレゼント選びも責任重大である。
私は年始も仕事で出歩く事が出来ないし地元じゃない人たちも多いので、無謀だと思いつつもプレゼント選びは田中にまかせる事になった。
プレゼント選びの参考になればと思い若干の情報を与えたが、買いに行くのは田中一人である。
しばらくして戻ってきた田中は何かの袋とピーマンを持っていた。
ピーマンはキライな物として教えたのだが、田中が渡すんだったら冗談として許されるだろう。
そのままビリヤード場へ向かった。
プレゼントを渡すとピーマンの他の一つは時計であった。
間違いなく似合いそうとかで選んだのではなく、自分で欲しい物として買っているように思える。
問題はピーマンである。
田中の作戦では、いつもイジメられて(カワイがられて?)いるので、キライなピーマンを渡しておいて、
『へぇ〜、せっかく選んだ誕生日のプレゼントを食べれないんですか!』
私が田中にやるような作戦だったらしい。
だが、やはりいつも策略にはまっている田中の作戦がうまくいく訳もなくK沼氏の逆襲が始まった。
「せっかくだから田中くんも一緒に食べようよ。」
「いや、自分は....。」
「まさか、田中くんは自分のキライな物をプレゼントしたりする訳ないよね?」
「もちろん、そんな事する訳ないじゃないですか!」
田中もピーマンは大キライであるが、お互い相手の苦しむ姿を見たいがために二人は生でピーマンを食べ始めた。
バカだ...。
ピーマンが苦手じゃなくても生で丸ごとは食わないだろう。
その後、田中はピーマンジュースまで飲まされていた。
翌日になって出勤した田中は言った。
「あの後、家に帰ってからも口の中がピーマン臭くて大変でしたよ。でも今日、起きたら身体の調子がいいんですよね。」
よかったじゃん!!
*実はこの時のピーマンの恨みが、その後も尾を引く事になります。
まあ、そのうちに。
基本的に田中が一人でしゃべっているので、今回はかなり読みづらいと思う。
帰省で戻っているミッキーから聞いたのだが、田中はミッキーの友達のノブナガに間違い電話をしたそうである。
間違いだった事はともかくノブナガは田中より年上で、普段は敬語を使っているのにタメ口で、更に一方的に電話を切ったらしい。
その事について田中の必死の弁明が続いていた。
「斉藤○○って友達に『つくね棒買って来て』って言われてコンビニに行ったら売り切れだったんですよ。それで電話しても出なかったんで、学校に戻ってから『何で電話に出なかったんだよ!』って言ったら『かかってきてない!』って言うんですよ。」
「確かめてみたら全然違う番号だったんで『じゃあ、これいったい誰の電話番号なんだ?』ってなって、もう一回電話かけてみたんですよ。」
「そしたら今度は出たんですけど、やっぱり違っていて『ああ、高校の時の同級生の斉藤○○だったのか』って思って、『わりぃ、わりぃ、間違えた。』って言ってそのまま切ったんですよ。」
「でも高校の時の斉藤○○の顔が全く思い出せなくて、それで家に帰って高校の時のアルバム見たら斉藤○○なんていなかったんですよ。」
「じゃあ、『さっき電話したのは誰だったんだ?』ってなって声の特徴とか思い出したら『ノブナガさんだ!』ってわかったんですよ。」
「でっ、慌ててメール打ったらやっぱりそうだったみたいで、ちゃんと電話で謝ったんですよ。」
田中のおバカさんぶりがわかる話だったが、その後にミッキーがノブナガの話をしてくれた。
「ちょうどその時にノブナガは何かしていたみたいで、謝罪の時の田中の電話の方が『ウザかった』って言ってましたよ。」
忙しいから早く電話を切ろうとすると『怒ってるんですか?』と、何度もしつこく聞くのは間違いない。
田中は間が悪いのを感じ取れるワケがないので、かなりウザかったに違いないだろう。
帰省で戻っているミッキーから聞いたのだが、田中はミッキーの友達のノブナガに間違い電話をしたそうである。
間違いだった事はともかくノブナガは田中より年上で、普段は敬語を使っているのにタメ口で、更に一方的に電話を切ったらしい。
その事について田中の必死の弁明が続いていた。
「斉藤○○って友達に『つくね棒買って来て』って言われてコンビニに行ったら売り切れだったんですよ。それで電話しても出なかったんで、学校に戻ってから『何で電話に出なかったんだよ!』って言ったら『かかってきてない!』って言うんですよ。」
「確かめてみたら全然違う番号だったんで『じゃあ、これいったい誰の電話番号なんだ?』ってなって、もう一回電話かけてみたんですよ。」
「そしたら今度は出たんですけど、やっぱり違っていて『ああ、高校の時の同級生の斉藤○○だったのか』って思って、『わりぃ、わりぃ、間違えた。』って言ってそのまま切ったんですよ。」
「でも高校の時の斉藤○○の顔が全く思い出せなくて、それで家に帰って高校の時のアルバム見たら斉藤○○なんていなかったんですよ。」
「じゃあ、『さっき電話したのは誰だったんだ?』ってなって声の特徴とか思い出したら『ノブナガさんだ!』ってわかったんですよ。」
「でっ、慌ててメール打ったらやっぱりそうだったみたいで、ちゃんと電話で謝ったんですよ。」
田中のおバカさんぶりがわかる話だったが、その後にミッキーがノブナガの話をしてくれた。
「ちょうどその時にノブナガは何かしていたみたいで、謝罪の時の田中の電話の方が『ウザかった』って言ってましたよ。」
忙しいから早く電話を切ろうとすると『怒ってるんですか?』と、何度もしつこく聞くのは間違いない。
田中は間が悪いのを感じ取れるワケがないので、かなりウザかったに違いないだろう。
昨日もネタはあったのだが、最終回スペシャル用のネタになってしまった。
そういえば田中は1月いっぱいまでという事に決まった。
某ディーラーに就職は決まっているが、その前の国家試験に合格しないと社員ではなくバイト扱いになってしまうそうである。
新聞配達の方は冬期間のため代わりが見つからず2月いっぱいらしい。
田中は辞める前にもう1度東京に行きたいそうだ。
千円のシルバーリングを買いたいとの事だ。
当然オモチャも見たいと思うのでイベントの日程も調べた。
いつも2月にやってるイベントが今年は3月になっていた。
「3月だと忙しくて無理ですね〜。」
その後も捜していると2月25日にもイベントが見つかった。
「おっ、それは行きたいですね!!」
「その頃はもう忙しいんじゃないの?」
「息抜きです。」
まだ何もしていない田中だが、息抜きの予定だけはどんどん増えていきそうである。
*本当に東京行きが決まったら餞別お願いします。
田中が何をお土産にするか楽しみです。
そういえば田中は1月いっぱいまでという事に決まった。
某ディーラーに就職は決まっているが、その前の国家試験に合格しないと社員ではなくバイト扱いになってしまうそうである。
新聞配達の方は冬期間のため代わりが見つからず2月いっぱいらしい。
田中は辞める前にもう1度東京に行きたいそうだ。
千円のシルバーリングを買いたいとの事だ。
当然オモチャも見たいと思うのでイベントの日程も調べた。
いつも2月にやってるイベントが今年は3月になっていた。
「3月だと忙しくて無理ですね〜。」
その後も捜していると2月25日にもイベントが見つかった。
「おっ、それは行きたいですね!!」
「その頃はもう忙しいんじゃないの?」
「息抜きです。」
まだ何もしていない田中だが、息抜きの予定だけはどんどん増えていきそうである。
*本当に東京行きが決まったら餞別お願いします。
田中が何をお土産にするか楽しみです。
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